2018年6月30日土曜日

共にあること(連続性)のマーケティング

時々、お客さまから写真やちょっとしたコメントをもらいます。これがめっちゃ嬉しいです。

先日レコメンもらった帽子が良かったよ、とか、お母さん元気にやっているよ、とか、期待せずに使ってみたらブレストバンドが良かったからもう一本送って、とか。言わなくてもいいけど、言いたくなっちゃうような気持ちが非常に嬉しいです。現場には嘘がないな、と思う瞬間です。

もちろん、再入院したよ、とか、亡くなったよ、というお話もあります。いいことばかりではないけれど、行ったり来たりのアナログ波形のように連続性のある流れをご一緒しながら、必要なときには声をかけてもらえる関係性なのが何より嬉しいのです。

このように、連続性のある流れと共にあること、という気の長い緩やかな時間軸をマーケティングの対象としています。これは、お客さんと弊社の緩やかな関係性が成立してこそ、のお話。だから、必ず一発目に役に立つ。役に立つと、そこから緩やかな関係性がスタートします。

お客さまがモノやサービスを買ってくれるのは一瞬です。その点は、アナログ波形の上にのっかり、流れの中の一点。それをばらばらにすると、一番利益率はたかくなります。余分なことがなく、商品が売れる瞬間だけを対象にするから。事業者は楽になり、患者さんは個人で頑張ることが増える。情報は選んでね、品は色んな所で探せばあるよ、という状態。

選べることは重要ですが、その元気がないときにはプロのおせっかいがあると楽になります。共にあることで、連続性のあるゆるやかな関係性の上があり、そのときに必要な情報を、その人に合わせて提供されると、患者さんはとても楽になる。




https://goo.gl/xcRVjs
フーリエ変換みたいな話。世の中にあるデジタル化された点群データはフーリエ逆変換でアナログ波形に戻されてほしい。