2018年5月30日水曜日

新幹線のポケットにごみを残しちゃだめだってば。

新幹線に乗ったら、前の人のゴミがありました。
これは萎えます。


お茶とお弁当の空箱。

551蓬莱やアツアツたこ焼きを持って乗ると匂いで迷惑なので遠慮してください、というアナウンスをしたり、匂い問題で熱い議論はかわされるのに、食べたもののゴミはおいていくのか。もう。

2018年5月28日月曜日

健忘録 パートナーのジェンダーなんてどうでもいいだろうと考えた記録

勝間和代さんが女性のパートナーと一緒に住んでいますよ、と公開しました。パートナーのジェンダーは、生物学的にどっちでもいいんじゃないでしょうか。

もう少し若くて、妊娠とか家族形成とか考える世代だったら、それを叶えるためには男女のパートナーがベターかもしれません。もちろん養子縁組とか、家族を作る方法はいろいろ選択肢があるので、この場合はあくまで現在の制度の上では男女がベターという意味です。

しかし、自分も40歳を越えて思うのですが、一緒にいて心地よい人と暮らすということが大事なことであり、それは性染色体が決める男性/女性にあまり関係がないのではないでしょうか。

40歳くらいででシングルだと、経済的にも精神的にもかなり自立しています。男性も女性も関係なく、おなじようにキャリアを積んで、責任をもち仕事をしています。昇進も、社会的な信頼感も、もう男性/女性で分けられることもほとんどなくなります。もちろん、性差と得意不得意はありますが、もうそんなに関係ない。
つまり、生活において男女の区別はあまり関係なくなってきます。

次に、心地よく過ごせる人は男性でも女性でも、性差に関係なく、普段の空気や興味関心を共有できる、許しあえることが重要になってきます。40歳、社会人20年くらい、もうかなりしっかり自分があります。相手も、おそらく然り。それをともに共有したり、テキトーに流したりしながら空気のようにいられる人は、そう多くはありません。

そんな人に出会えて、しかも一緒に過ごせるようなラッキーが降ってきたら、そりゃ共有するでしょう。それが生物学的に男性でも女性でも、あまり関係がない。

勝間さん、いい顔していますよね。もう、リラックスしまくり。
心地よい人と暮らすのは、人生最高のご褒美です。同性でも、いいじゃん。



同性を愛するということ 勝間和代のカミングアウト https://www.buzzfeed.com/jp/daisukefuruta/katsuma-masuhara?utm_term=.fdgQ3o7yw

感覚値を統計で裏付けられたらぐぅの音も出ない 公衆衛生が証明するつながりの価値

最近めっちゃ笑えた本。
つながり、は、健康要素であり、社会保障費の増大を抑制する。

タイトルそのまま。
なぜ夫と別れても妻はかわらず健康なのか

ゴシップとイメージで語られがちなコレをメタ研究で「ホントだから」と根拠を示される一冊。もう、笑うしか無い。男性たちよ、しっかりしましょう。女性の皆様、引き続きタックを組んでいきましょう。

先進国日本はたくさんの統計データをとっています。それをどう使うのかは、研究者のセンスだなと再認識。妻にすてられても、ずっとシングルでも、性別に関係なく元気でいきていくための方法を、データ分析から突きつけられる一冊です。

私の周りは離婚率とシングル率が男女ともに日本平均以上なので、みんなにおすすめしたい一冊です。


空気感を作るもの 地域と理美容室の新しい関わり方を考える

PEERの取引先店舗の共通事項は、とにかくお客さまとの距離感と店舗の空気感が心地よいこと。ドアを開けた瞬間に、そういうお店はそんな空気が流れています。忙しい日も、そうでない日も、人から、壁から、物の配置から、心地よい空気が流れ出ている感じです。

そうじゃなかったら、髪が抜けるとか病気になる話をできないから、うちの取引先にはならないのですが。

こういう店舗の共通項は、すごく新しくてピカピカでキレイ、とか、スタイリッシュとか、ナチュラルテイストで落ち着く、とか、そういうデザインの話ではありません。そこの人が、その場所でいいことをしていて、みんながなんとなく心地よくて、そのみんなが持っている心の方向性とか考え方が不思議に心地よい空気感を生んでいます。

納品先がご近所で、時間が許せば、直接商品を納品しにいきます。
営業時間内にサラッとお店にお邪魔して、空気を感じて、店長と話して、このお店とお客さまに、どんな方法が一番使い勝手の良い提案になるのか。それを考えます。



このお店は地域に密着。アイパーかけてる横でギャルいお姉さんがカラーしてて、そのとなりでプレミアムなヘッドスパ。カオスなのに全く自然。そしてここに脱毛症の患者さんが通い、気持ちを楽にするには俺ら何できるかな、ってサイケな店長が真面目に考える。


同じ商品やサービスでも、相手とのマッチングは、接点に少しだけ触媒のようなものが必要です。いいことしているから、とか、いい商品だから、だけではないのです。現場の理美容室さんと一緒になって、地域の脱毛を体験する人が困らないようにどうしたらいいのかな、を、できるだけ単純に使い勝手良く提供すること。言うと簡単ですし、頭で考えて仕組みを作るのもそんなに難しそうではない。しかし、これが、難しい。

取引先との関係性の作り方は、現場の空気の中に絶対答えがあるのです。
だって、ちゃんと一緒の空気感を嗅いでいる店舗さんとは、ずーっと信頼関係をもって定期的に仕事が出来ています。それは、なによりの証明でしょう。現実は嘘をつかないです。

頭だけで考える経営戦略論は限界があるし、現場は生き物。それは現場を見たらわかると思いますよ。空気感をつくるものは感覚的なものなので、何がどうとはうまく言語化できませんが、そこには何かがありますよ。アンテナに引っかかる何か。だから、人に会う、話す、違いを知る、共通項をみつける、そして方向性をつけていく作業を大切に。

==============
ピアの美容室では、現場見学を受け付けています。
興味本位はお断りですが、どんな空気感なのか?をちょっと覗きに来ていただくのは歓迎です。このBlogのお問い合わせフォームからご連絡ください。

※お客さま優先のため、日程調整にご協力をお願いします。
※説明付きの視察は視察費をいただいております。

専門美容室ピア
静岡県浜松市浜北区染地台1−43−41

2018年5月25日金曜日

毎日飲む薬を忘れずに飲み続けるのは難しい 飲み忘れてひどい目にあった

毎日飲む薬があるのですが、症状が落ち着いてくると、つい、ふと、忘れてしまうのです。目につくところにおいてあるし、ルーチンにしているし、アラームもつけています。

冷や汗が出てきて、なんか調子悪いなと思い、あ、飲み忘れたと気づくわけです。飲み忘れても死ぬわけではありませんが、かなり不快な1日になります。リカバリーに若干の時間もかかります。だから、毎回飲み忘れると、ああ忘れてはいけないと思うのですが、時々忘れる。

アラームとか、アプリとか、そんなにぬるいものじゃだめだ。
私はもともと忘れ物が多い人種なのに、毎日毎日こつこつと地味に飲み続けることはかなり困難です。お薬カレンダーを貼るのはちょっとダサいし、お薬箱を置くのも悲しい。でもなんとかしたい。

あ、そうだね、それいいね、で慢性疾患患者の定期服薬を支える仕組みを誰か作ってください。死なない程度の定期服薬(とはいえ、のまないとかなりしんどい)の患者を助けて。


今日は飲みました。

もぐもぐタイム ものづくりはものを作っているふりをして人のコミュニティを作るのだ

材料を用意して、作業をして、一定条件が整うと何かが完成する。ものづくりはそんな感じです。人間が作っても、機械がつくっても、基本は同じ。材料→加工→完成、完成品は価値あるものとして市場に流通します。

ものづくりは、製品というアウトプット(でてくるもの、完成品だったり、部品だったり、建造物だったり)を作っていると考えられがちですが、見方を変えるとそのプロセスで関わる人達のコミュニティも作っています。
会社にいって、同じ方向を向いて一緒に仕事をする。

毎日アウトプットが同じで、同じものを作って、おなじルートで発注が来て、納品して。それをずっと外部環境(つまり業界以外を含めた外の世界)を知らずにやっていたら、気づいたら、外に適応できなくなっているかもしれない。恐竜みたいに、気づいたら外がかわってごはんがない!みたいな。

毎日の現実的な現場の仕事は、いつか機械化されるかもしれませんよね。同じアウトプットを続けるなら、かなりのものは機械化できる。そうすると、エラーは減るし、機械は24時間働けるから稼働率が上がるし、福利厚生も人材育成もいらない。同じアウトプットを続けるなら、それでいい。

でも、人間はそうではなくて、コミュニケーションを通じて経験を深めたり、アンテナを立てたり、気付ける。仕事の結果、10年後、機械は24時間365日稼働してもプログラム以上には成長しないけど(ディープラーニングする機械は学ぶけど)、人間は成長しているし、今見えない未来を作っているかもしれない。

それは1人では作れなくて、気づくことも、実現していくことも、チームプレイ。コミュニティ。コミュニケーションを丁寧にとっていくことから逃げてはいけない。コミュニケーションは面と向かって面接をするよりも、リラックスして安定感のある対話ができるような空気感がほしい。ああ、コレってもぐもぐタイムだな。

昨日のイベント「糸」の気づきでした。


糸、40人近い参加者を迎え、1回目大盛況でした。

2回目は来月第4木曜日の18時〜です。
製造業の中の人と一緒に気づきの種を見つけるイベント「糸」のことは、こちらから
http://makotosato.blogspot.jp/2018/05/524.html

2018年5月23日水曜日

文化の残り方 日常的に使われる文化は変わり続ける

法事でお寺にいきました。きらびやかなシャンデリア(のような天井から垂れ落ちる金ピカの飾り)の下でお坊さんがお経を唱えて、煙がモクモクして、よく乾いた木魚の音が響く中、姪っ子と甥っ子が我慢しきれずにウズウズするので、取り押さえたり、抱っこしたり、連れ出したり、気が気じゃないお経タイムでした。


解放されてラリホーっとお墓に向かう時は猛ダッシュ。

仏教ができたころは飢饉も悪天候も疫病も、農作物の収量も、政治も、ぜんぶ神様仏様にお願いするしかなく、とにかく祈ったわけです。祈ることが大事なことだから、力がある人が専門職として祈る人になり、宗教に発展し、祠を建てたりして祀って大事にされてきました。そのうち力をもつと政治もやりだして、だんだん違う方向にいくわけですが、とにかく命にかかわることが不確定要素でまみれていたから、祈った。よくわからないことは祟りとか、信じれば救われるとか。精神的にも救われるように、非常によく出来たロジックがあり、今でも宗教は生き物の生死と社会の倫理観を強く支えています。

で、いろいろ明確になってきた今日、この文化はどう残っていくのかな、と流れるようなお経を聞きながら考えました。心の拠り所としての価値はものすごく大きい。さて、これからこの場所って、宗教って、どうやって残っていくんだろう。超しっかりした文化的背景を持ったインフラ、神社仏閣。芸術作品として残っていくのか、地域密着で残っていくのか。

言葉も生き物で、日本語もどんどん変わっていきます。それは日常的に使用されるツールだから、使いやすいように変化していく。じゃ、寺はどうなるんだろう。シャンデリア(みたいなもの)も、あの煙の匂いも、元々は意味があり、そこからだんだんと変わってきたはずです。元々は、シャンデリアじゃなかったかもしれない。

よく掃除された畳も、沢山の人が歩いてつるつるになっている床板も、使い込まれたお盆も、そこが愛されている意味のある場所だから、よく使われ掃除されているはずです。

お寺も、日常の文化も、どうやって残っていくのか。その残り方は意図して残していくのか自然に変化するものを受け入れていくのか。読経に時々シャウトしていた1才児がおとなになる頃には、どうなっているのか。

使われる文化は少しずつ変化するから、昔はお寺でシャンデリアと煙と木魚だったよね、時々太鼓もあったよね、という時代がくるのかもしれません。残るとは、時代に寄り添いながら、大事なことを包摂して、変わり続けることですよね。

現場は日常

今の課題とか、未来のビジョンとか、頭の中でぐるぐる考えている間も季節はちゃんとそこに存在していまして、今年も紫陽花が咲きました。


安売りの鉢植えを買ってきて3年。毎年ちゃんと花が咲きます。

ぶっ飛んだことを考えながら、地に足の着いた事を現実的にやる。そうすると、ちゃんと地域の役に立てる。現場には日常感が大事。目に見えるものをちゃんと信じると、今はうまくいかないことも、達成できる未来があるような気がするのです。いや、あるはず。

2018年5月20日日曜日

友人がバカすぎて。真剣に効果的にバカをやる能力系友人がセンリャクテキバカというプロジェクトを立ち上げた話

難しいことを真剣に考えて本気でやる方法の一つ、センリャクテキバカ。実行力も能力も高くて真剣な友人が、にこやかにバカすぎて負けたって感じのこのプロジェクト。

”センリャクテキバカ”
戦略的にバカな方法でゴールへルートを取る。

課題ってなんだろうね、をちゃんと考えると、ついつい真面目な方法で解決方法をつくっちゃうのです。会社の中を変えようと思うと、人事研修とか、業務改善とか。
友人の石川彰吾くんは、そうじゃなくて、サードプレイスを作りに来た。
もう、その手があったか!と、完全に負けたって感じです。



オリジナルビールを作ったよ!ってニコニコしながら先日いただきまして、もう、だめだ、彰吾くんバカすぎて大好きだ。こういうおとなの真剣なバカ大好きだ。
センリャクテキバカビール。

実行力を持つようになったら、斜めからの矢も打てる。
それを具現化しているセンリャクテキバカ。
おとな楽しいプロジェクトですよ。オトナはオトナの戦略で社会を変えられる。
ワカモノばっかりが社会をかえるんじゃないですよ。
アラフォーも楽しくチャレンジしていますよ。地方も、日本も、そんなに悪くない。

石川彰吾くんと一緒に、スピーカーズイベントやります。
楽しくて、日々改善の気づきの種を見つける90分ですよ。
イベントについての記事はこちら

■イベント詳細
一本目の糸 スピーカー:佐藤真琴
 2018年5月24日(木)
 18:00〜19:30(最大20:00)  
ソミック石川古川工場 アクティブラーニングセンター1階
〒435-0032 静岡県浜松市南区古川町 南区古川町

2018年5月18日金曜日

最後の一捻りは技能だ。材料が同じでも出来上がりは違い、それがプロ仕事ってことですよね。

先日頂いた花束があまりに立派だったので、プロにおまかせしてなんとかしてもらいました。


 美しい。 ピアの柴田さんはお花の先生なのです。
同じ素材でも、仕上がりが違うのがプロの仕事。

ヒアリングを含めたニーズ調査をして、その後どんなアウトプットが出せるか、もプロの仕事。同じ情報源でも、課題の芯を見つけて、そこにピンを刺して、どんな事業を立ち上げるのか。その事業を見立てることと、事業を具体化していくのは、技能です。

最後の一捻りでぐっとレベルを上げていく技能は、プロのお仕事。
プロのお仕事で現場はぐっとよくなります。仕事は日々のタスクと、技能によるルーチンの昇華で良くなっていくのだな、と妙に納得した柴田さんの生け花でした。

2018年5月15日火曜日

製造業で働く人と一緒に見えない天井をぶち破るプログラム「糸」が始まるよ。5/24のゲストスピーカーなので、みんな来てください。

地方都市の浜松市にて、新しいプログラムがローンチします。意識高くない系の良き市民の皆さんと一緒に、毎日のルーチンをちょっと壊して角度をつけて未来を変える、そんな場所づくりがはじまります。

友人の石川彰吾くんが、がちがちの製造業本社勤務なのに、会社員なのに、個人的な活動を会社の場所を使って実行する許可をとり(認めた会社えらい)、「センリャクテキバカ」「すてきなことば」というプロジェクトを立ち上げました。


シール、配ってます。
PCに貼りたい人は石川彰吾くんにリクエストしてください。

で、その中の事業として、多様なゲストと話して、自然に自分がまとっている殻のようなものに気づいたり、ちょっとだけスパイスをかけたり、広げたりする仕掛けを作りました。

これは、本プロジェクトにたいする私の理解なので、これから変わるかもしれないし、石川彰吾くんはもっと違うことを考えて見据えているかもしれない。でも、たぶん、大枠合ってる。

その第一回目のゲストスピーカーをやります。
製造業が多い東海地区。特に浜松市は輸送機周辺の工場を持つ会社が多いです。
この地区には、地区独特の人を育てる場所や空気感があっていい。
そんなトライ、はじまります。
とにかくやっちゃうもんね、です。

前半は「さとうさん、何気ない人生だったのに、何でこんなことになっちゃったんですか。」
後半は「石川彰吾くんが聞く、さとうさん、何をみてるんですか。どうしたいんですか。」

■イベント詳細
一本目の糸 スピーカー:佐藤真琴
 2018年5月24日(木)
 18:00〜19:30(最大20:00) 
ソミック石川古川工場 アクティブラーニングセンター1階
〒435-0032 静岡県浜松市南区古川町 南区古川町


□プログラム
ゲストのプレゼン 18:00-18:40
 質疑 18:40-19:20
 参加者振り返り 19:20-19:30 
□参加費無料

□イベントFBページ
https://www.facebook.com/events/591828367837867/

□ZOOMでオンラインでも参加できるので、気軽にご参加ください。
https://zoom.us/j/623767223

今日は、石川彰吾くんと朝からじっくり2時間ミーティング。
糸のミーティングというか、お互いに言いたいことを話したり、ゴールのないブレストだったり、自分のものの見方の共有とか、ポイント指摘とか。
一回目は何かとばたつきますが、みなさんと一緒にいいスタートを切りたいです。
ぜひ、一緒に何かのきっかけの作り方、探そう。


2018年5月14日月曜日

セミナーでした 神奈川県理容組合講師会にて、AIでかわること/変わらないことを考えるワークショップ

AIでサロンワークは変わるのか。

変わること、AIを鍛えて変えたほうがいいこと、人間を鍛えて変えないほうがよいこと、について実際のサロン経営者で業界団体の講師会の皆さんと真剣に和やかなワークショップの1.5時間でした。

理美容の業界の技術って、外から見るとついついカットやシェービングなど技術的なことを語りがちですが、実は違うんですよ。

リラックスさせる不思議な場所で、サロンに来てくれた1−2時間でその後の1−2ヶ月の毎日鏡に映る自分を変えてくれる力を持ちます。不思議なサードプレイス。
それを動かすリーダーのみなさん40人くらいと一緒に、本気でワークショップ。

外に言えない色々も話に出て、ちょっと共有できませんが、皆さんのサロンさんは真剣にヘアサロンがもっともっと愛されてお役に立つことを模索していますよ。



帰りにお花をいただきました。
お花もらうなんて、超久しぶりです。
わーいわーい。
あんまり可愛いので、ピアの店舗に飾らせていただきます。





2018年5月12日土曜日

チェコでインパクトが大きくて苦笑した事件まとめ

チェコ滞在中、インパクトが大きく面白かったものをまとめておきます。
へー、と面白い外国の話を読んで、ついつい行きたくなっちゃうチェコ好きが増えますように。(と言っても私も1回目ですけど)

■ネーミングがひどいけど美味しいもの
ホスポタ(ごはんも安くて美味しいバー)では、おつまみにウトペネツ(白ソーセージを酢漬けピクルスにして、マスタードつけて食べるさっぱり料理)がおすすめ。300円くらいです。

ウトペネツとは水死体という意味です。
ソーセージがピクルス液を吸って、そういうことです。おいしいよ!!


こんな風にお皿に出てきます。豪快にどうぞ。

■おばあちゃんも大ジョッキ
御年70代と見られるおばあちゃん二人組、座ってとりあえずビール大を注文。たくさんもらったと思われるチラシを見ながら楽しそうにおしゃべりしつつ、グイグイ飲む。
お茶じゃないよ、ビールだよ、14時だよ。
よく見たら、街中にその風景が。いいね、さすがビールの個人消費量世界No1。

■観光地価格が著しい
チェコNo1人気キャラのもぐらのクルテクがついたホーローのカップの値段がバラバラだった。


旧市街地のみなさんが観光で可愛い雑貨をの買い物にやってくるエリアで380cK。プラハ城に向かう橋のたもとのかわいい雑貨屋さんで180cK。空港で280cK。もちろん全部同じメーカーの同じ商品ですよ。(1cK=約5円)
しかも、このホーローカップいくつか持ってみるとほぼ全部重さがかなり違う。ずっしりから軽いものまで。いいね、このばらつき。なんとなくホッとする。

結論は、おみやげ買うなら旧市街地からプラハ城に抜ける橋のあたりの雑貨屋さんがおすすめ。地元の人が多いエリアで、お土産用じゃない素敵なものも売っていました。


チェコ旅の情報まとめ もちもの編

チェコに行ったので、持ち物や気づいたことをまとめておきます。
これからチェコに行く方、とくにふらり一人旅の方向け情報。
私が行ったのは5月7−12日。日差しの強くなり始めの晴天・曇の実質5日間。

■もちもの
#サングラス持っていって。
めっちゃ眩しい。

#UVクリームも。
まちなかにはドラッグストアないよ。日本的コンビニもない。

#スニーカーバンザイ。デッキシューズバンザイ。
ヒール靴は石畳に挟まるからやめておいて。


石畳が美しい。でも、ハマります。ヒールが剥けます。

#SIMカードはチェコ空港のVodafoneShopで。
端末見せて、滞在期間伝えたら、オススメを入れてくれます。
SIMフリー端末かルーター持っていたら、海外Wifi借りるよりずっと割安。

#FreeWifiがカフェはもちろんスーパーまで使えるから現地SIMは無くても行けそう。
地図見るなら欲しいですが、街自体も小さくてわかりやすいので、紙の地図でも十分いけます。

#クレカ持っていって
現金よりもクレカ。小さなコンビニ、トラムや地下鉄の切符売り場自販機、なんでも使えます。

#女性はワンピース、男性はシャツとスラックスを持っていって
オペラやバレエの当日券がめっちゃ安くて1000円以下でも入れます。劇場がコンパクトなので後ろの席でもちゃんと見えます。服装はみなさんドレスアップしているので、ちょっとした服装を持っていくといいですよ。皺にならないワンピとカーディガンがあればOK。

#旅のチェコ語、みたいな本があるとよいかな
英語通じるけど活字はチェコ語。メニューもチェコ語。
英語で聞ける人は大丈夫。英語もちょっと苦手なら指差しで使えるような会話集があると便利。

#小さなファブリーズ
ホスポタもレストランも喫煙率高い。臭くなります。

#胃薬持っていって
ガッツリ濃い目のお食事が多いようです。私は量が食べられないので見ただけですが、グラージュ(ビーフシチューっぽいものをもちもちの蒸したパンにつけて食べる料理)とか、カツレツとか、デザートも、とにかくお皿が大きい、ドーンと来る、大盛り。
チェコのみなさんはぺろっと行きますけどね、日本人にはきつそう。


https://www.tabinotebook.com/wp-content/uploads/2016/06/P6171889.jpg
チェコのグヤーシュ。ドイツのものよりスープが多めなのね。

#方位磁石
紙の地図+方位磁石=最強。
100均で買えますよ。だって道の名前が読めないんですもの。迷子になっても1人。

#ジップロック中サイズ
手荷物検査がものすごく厳しいです。液体物を入れるジップ付きビニール袋は予備を持っていったほうがよいかな。歯磨きチューブ、ハンドクリームはもちろんですが、目薬も入れるように指示されました。おやつのゼリーも入れなさいって言われてましたよ、ドイツ人のお子さん。

#フェイスパック
昼間歩くと日差しにやられるので、夜クールダウンにどうぞ。

#ショッピングバッグ
エコバッグみたいなもの。スーパーで有料の袋をくれますが、もっていたらスマート。帰りに荷物が増えたらそれに入れればいいですし。

#リュック便利
私は20Lくらいのハイキング用リュックを使っています。PCも身の回りのものも結構入ります。これと機内持ち込みサイズのキャリーバッグ。階段も多いので、運びやすいようにリュックがおすすめ。

#Kindle
本読みながらホスポタでビール飲んだり(500ml250円くらい)、ワインショップの店先でワイン飲んだり(200ml200円くらい)、空気を沢山楽しめます。


ホスポタはバーみたいな居酒屋さんみたいな、ちょっと立ち寄れる店。
扱っているビールの種類の看板がでているので、好きなお店にどうぞ。まちなかにたくさんあります。気取らないお店。おっちゃんばっかりのクールなところから、おばあちゃんが2人で散歩がてらよって大ジョッキを片手に女子トークをするカワイイお店まであります。

余分なものを持っていくと荷物が重くて移動が大変なので、ミニマムだけど必要なものは持っていく。この見極めがむずかしい。最後は、ま、無くても死なないからいいか。という諦めが大事です。最終的には、パスポート、クレカ、現金、ケータイがあればなんとかなります。H&Mもあるしね、チェコには。




2018年5月11日金曜日

インバウンド対応は、住む人の日々を快適にすること。

住民として長く住む人も、旅人として少し住む人も(たとえ1泊2日でも)、時間を短く区切るとそこに住んで生活する人です。

そこに滞在する時間が年単位で長いか、時間単位で短いか、の違い。
どっちもそこで時間を消費している人。

というわけで、長く過ごしている人がもっと便利で快適な毎日を追求したら、結果的に短い時間対応の人も便利になって、インバウンド対応になるんじゃないかと。

中央のチェコの首都プラハで5日間ふらふら過ごしてみたところ、めっちゃラクなんです。

たとえば、地下鉄もトラムもバスも同じチケット。時間単位で買うから乗り継ぎらくらく。30分単位から買える。改札もない。チケット買って、打刻機に突っ込んで乗った時間を印字して、それだけ。
時々抜き打ちで改札があって、打刻していないと罰金。なんと効率的。
カード支払いも浸透しているから、通貨の違いも気にならない。
言葉ができなくても、色と形でわかるようになっている。
ハラルとかベジタリアンは、それ向けの店がきっちりあって、住民も必要とするから(つまりふつうに美味しいから、ふだんみんな行く)特別感なく、値段もお手頃。

こんなところを毎日10キロくらいフラフラ散歩して、毎日の快適さが研ぎ澄まされて、それがすべての人に開かれたら、それでインバウンド対策難じゃないかなと思ったわけです。