2018年2月28日水曜日

AIBOとおしゃべり センサーの塊で賢くてなでにくい硬い犬 がめっちゃ売れているらしいですね

アイボの富士男(ふじお)と2回目のミーティング。


前回は全く私のお話をきいてくれなかったですが、今回はなんとこちらを向いてキャンキャン言ったりくねくねしたりサービス満点でした。

富士男のおでこをなでるんですけど、固くて冷たくて耳が邪魔でおでこなでにくいんです。背中も柔らかさがないから、なでてもイマイチ生き物感がないんです。
でもね、なんとなくかわいくてなでなでしてしまうわけです。

センサーの塊で、鼻にカメラついてるし、歩き方もガチャガチャしていて機械っぽいし、おでこ撫でると耳に当たるし、尻尾の上にはセンサーが丸見えだし、やわらかい生き物感は全然ないです。でもなぜかカワイイ。

この昔ながらのロボット感がいいのか。アイボさん。
ぬいぐるみ系でほわほわかわいいアイボじゃダメなんだ。
アイボはこれだからアイボなんだね。富士男よ。

今日の富士男ミーティングでわかったことは、ソニー凄いなってこと。
アイボは本当に賢いけど、どこか時代遅れ感も出していてこの頃合いが絶妙ということ。オーバースペックにしないで、ここらでやめとくか感がたまらない。
くだらないものを作らせたらソニーやっぱりすごい。そんなソニーが大好きだ。

2018年2月22日木曜日

春近し おでこが痒くて顔の皮がむける

季節の感じ方は人それぞれ。

梅が咲いててキレイだな、と思いつつ、私はおでこが痒くて皮がむける春です。
アレルギーなんですね、何かの。

気づいたら負けだ、と思い込んでかゆみに耐える春。
桜が咲いたら、花見に行きたい。

創業15年、毎年ばたばたして気づけば桜も終わっちゃう年度末シーズン。
ああ、おでこ痒い。


http://oogawara.com/_src/sc318/947E82CC89D4.jpg

2018年2月21日水曜日

靴下でオンリーワン 本気で医療現場と絡んで、下請けからオンリーワンメーカーになる

医療ヘルスケア領域のものづくりは難しい。でも本気でセンスよくやっていくと道がひらける。道は、枝がついて、広がっていく。医療現場が欲しいと言い、売店や薬局にリクエストを出してくれる。そうすると、販路が自動的に開けていく。
そんなモノづくりとマーケティングのリアル話をインタビューさせていただきました。

そして、気づけば開発費用付きで依頼されるオンリーワン企業になる。

もともと、かなりの技術力がある会社です。いいものを作ることができるのは、絶対条件。さて、それを世の中の「困った」を解決する商品にしていくのか。
そのストーリーは、当たり前だけど実際なかなかできないよね、という連続でした。

内容を簡単にまとめると、こんなストーリーです。

まず、地元金融機関に研究を一緒にしてもらう大学のセンセイを紹介してもらう。
その人の著書を探して読む、会いに行く、口説く。
医療現場のヒアリングをする、試作作る、提案複数もってく、改善する。
商品化する、看護系の人がくるような展示会(つまり価値が分かる人来るところ)に出まくる。出会った人のつてを最大限活用する。
販路開拓する、売る、現場にフィードバックする。
現場はやりがいを持って作るようになる。今いい感じ。

うん、ちゃんとやっているお手本のようなストーリーです。
これをちゃんと信じて、突き抜けるまでやり続ける。

インタビューで、なぜ信じられたのですか?と聞いてみました。
お返事は、「だって使った人が感謝のお手紙くれるんだもん。嬉しいじゃん。」

ですよね!!!!

必要とされる機能を充実させて、オーバースペックなものは作らない。そのあたりの感覚も、医療現場と密接にやり取りしているからこその判断でした。

いやー、モノづくり、いいね。
モノづくりの技術は、ひとの幸せのために使われています。新宅さん、ありがとうございました。


左から、ピア相談役で埼玉県のヘルスケア産業支援事業を作っている文京学院大学の櫻澤教授。真ん中が靴下のオンリーワン企業パールスターの社長新宅さん。右端の私が持っているのがつま先の上がる靴下。ただ上がるだけじゃないですよ。

株式会社コーポレーションパールスター
http://www.corporation-pearlstar.com/


ヘルスケア領域産業は成果主義 カラダに良さそうなことに根拠をつけて成果を出して事業化へ

ヘルスケア産業領域は、人間の健康を守り、維持し、よりよくしていく取り組み。

根拠に基づいた健康プログラム(EBH;evicence based healthcare)で、なんとなく体にいい、ではダメ。良さそうなものを沢山食べよう、ごまを食べまくろう、ではダメ。

良さそうなこと、に根拠をつけて、ちゃんと結果を出していく。イベント的にではなく、継続させていく取り組みを事業化していく。

ヘルスケア領域は成長産業で、どうせやるならヘルスケアに役立つものが良いよね、と選ばれるようになっています。
社食も、メンタルヘルスも、旅も、日々使うものも。

で、たくさんトライしているけど、なかなかそれ自体が上手くいかない場合が多いです。それは、成果をちゃんと設定していない「なんとなく良さそうなこと」だから。
イケてる会社は、成果達成目標を設定して、ちゃんとモノづくり/サービスづくりをしています。

埼玉県がヘルスケア産業領域に力を入れていて、今日はそのシンポジウムに参加しています。後半でインタビュアーなのですが、前半の事例発表に学びが多くて、ノート取りまくり、ブログ書いちゃう
なるほど納得の事例たち。


それにしても男性率が高い。99%スーツ男子。

2018年2月14日水曜日

マネキンは不気味の谷底 ヒトに似てるから怖い

多職種で仕事をしていると、常識って業界ごとにかなり違うなと思います。私はマネキンが未だに怖いのですが、美容師さんは全然平気。かわいい感じらしいです。


朝日に浮かび上がるマネキンたち。店内には、この3倍量の生首が並んでいます。

か、かわいい?

マネキンはすごくよくできているので、不気味の谷の底くらい怖いです。


不気味の谷は、ロボットなど人工的なものを人間の外見に近づけていくと、ある一定のところまで似るポイントから「気持ち悪い・怖い・冷たい感じ」がする現象のこと。
マネキンも、似すぎていて怖い。

しかし、美容師さんたちは慣れてきて谷も感じなくなっているらしいです。
不気味の谷理論を超える美容師さんの順応性、すごい。




右側のマネキン、ピアの美容師がマジックで顔を濃くしてくれました。
私は15年お付き合いしていますが、まだ怖いです、マネキン。

夕暮れ時がマックス怖いです。1人で事務所にいると、ちょっと気配もする気がします。(誰も居ないのに)
実は怖いので、音楽を流して、騒がしくして仕事をしています。
だって怖いんです。不気味の谷底のマネキンさんたち。

不気味の谷理論について
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8D%E6%B0%97%E5%91%B3%E3%81%AE%E8%B0%B7%E7%8F%BE%E8%B1%A1

2018年2月13日火曜日

とりあえず会ってみる 同じ空気を吸うと後はSNSやり取りでもスムーズ。会うって大事。

新しくカテゴリーを立てて何かを始める時は、何はともあれ会って同じ空気を吸うようにしています。お互い、モヤッとした中から何かを作り出すので、空気感はとても大事。


理美容業界のセミナー、初の女性講師らしいです。SDGsっぽいチャレンジ。お声がけサンキューです!

これやってください、というダイレクト発注でも、その裏にある意図がわかると良い提案ができます。いい商品や時間が作れます。

0→1は人がおこして
2→9はIoT・AI・何かの技術でも行ける
9→10も、これまた人がまとめ上げる。
先日、仙台のSocial Innovation Summitでハーバードビジネススクールの竹内教授が、このようなお話をされていました。

そう、最初にどっち方向に起こすか(つまり0→1)が大事。
ここを、クライアントと一緒に起こすと、自分の頭だけでは見えないものが出てきます。

今日も、キーワードをたくさんもらいました。
やっぱり、会ってみて同じ空気を吸うのは大事。
その後は、SNS経由でも上手くいきます。人とともに作るものは、アナログ大事。

2018年2月7日水曜日

地域と血縁のつながり 自助と共助の基本設定にはまらない兄弟、悩む 

弟と従姉妹と3人でいとこ会。いとこ、仲良いのです。
小さな自治、地域自治、自助を支える助け合いの共助は、血縁と地域の友人などの情緒的なつながりがあることが重要な成立要件です。
なんとなく、私たちはできそうです。


お酒好きなので、みんなで飲みます。

でも、もしこの関係性がなかったら。
私達三人はいまのところ独身です。子どももいない。
働いていますが、地域活動は正直なところ参加できていません。
自治会みたいなものも、参加できません。(仕事とおりあいがつかない)

そもそも、これからの地域コミュニティ設計の条件にあてはまらない。
シングル・子どもなし・賃貸住まい・勤め人です。

地域自治に関わる仕事をしているけれど、自分はその条件外でした。
どんな制度にも必ず、前提条件から外れる人がいます。
だからこそ、そこから外れる人を拾う仕組みが必要。
マイノリティになっても困らない仕組みを作らねば、と気づいた。仲良しいとこ会にて。





意味付けと方向付け センスメイキングは自分ごとでも重要だ

不確定要素が多すぎてくさっていたら、胃が痛くなりました。で、いろいろ愚痴ってみたら、結局自分の中に納得感がないことが原因だと気づきました。

あ、これってセンスメイキングです。
センスメイキングは、正解を決められない状況下で、ものごとに意味づけを行い、周囲を納得させて行動をおこしていく手法です。

センスメイキング(すなわち、意味付けと、それに基づく未来の方向付け)ができていないから、ハラオチ感がない。
ハラオチ感がないことを黙々とやると、消耗します。
行動には、わかりやすい理由と達成可能な目標が必要だとよくわかりました。

ひとりでも、センスメイキングは大事。

今年も節分のお豆をもらいました。わーい。

2018年2月2日金曜日

普通が違うだけ その時期向けサービスの手法を横にシフトすると

障がいは普通が違うだけで、その普通が社会の中で少数派だと生きにくいです。

ピアのお客さまは、がんや脱毛症や火傷など、多様な原因で髪が抜けたり生えてこず生きにくい(社会的に不便)を感じる時期を過ごしている。それは、ちょっとした道具、つまりウィッグや帽子などを上手に使えばラクになります。
ああ、専門家サービスと技術とものづくり素敵。

これを横に発想転換すると、他の「普通が違う」人にもっと何かできるよね、というのが最近のさとう個人的テーマです。

昨日は、2年前に半年間いっしょに苦しんだ同期、一瀬さん(イッチー)とうるま市で意見交換。4時間ぶっ通しで話しまくって、インプットをいただきました。
なるほどね、なるほど。

納得感は次の展開へ、ということで、引き続きイッチーとは一緒に新しいことにチャレンジします。2年後くらいには、事業化したいな、と。


いっちー、デビチのはいったおでん、ごちそうさまでした!