2017年12月23日土曜日

初合羽橋。行きたいところには行ってみよう。

道具好きの聖地、東京合羽橋に行ってきました。初めての合羽橋。
鍋や道具の誘惑を振り切りながら、日本の道具を愛でてきました。

いってみたいな、と思うところにはなんとかして行ってみることにしています。
思っているだけでは、人生はかわらない。
だから、とりあえず行ってみようと。



合羽橋の入り口にある有名なでっかいシェフ像。
よく見ると、目は鳥でした。
これは必見。



こういうお店がずらーっと並んでいます。
調理に関するものならなんでもありそう。
道具好きにはたまりません。でっかい鍋も、プロ用のシンプルかつ頑丈そうな缶切りも、機能美にメロメロにされました。



路地をのぞくと、東京スカイツリーが見えます。
東京下町。



道中、最高に美味しい地元のアイスモナカを買ってもらいました。
お忙しい中ツアーをしてくださったライトヘアドライヤーのマッキーさん、ありがとうございました!


社内忘年会でした。人が好きというのは何よりの才能。

本日、社内忘年会。
いつも一生懸命はたらいているみんなと一緒に笑い倒してきました。

近くのカレー屋さんで、カレーです。
しばた店長がバシッと予約してくれました。



話の内容は何だったかわかりませんが、とにかくずっとこんな感じで3時間くらい。
1年の思い出話をしているのですが、笑い話しかでてきません。
美容師伊藤が個性的すぎて、美容師リーダー近藤が突っ込む、店長柴田が解説してくれる、柳生とサトウ笑う、津田は苦笑する。

人が好きというのは才能で、その才能に溢れたピアのメンバーです。
来年も一緒に良い提案ができそうです。

今日よりも明日の提案がよくなるように。

2017年12月16日土曜日

新城市があつーい。

新城市の地域若者、女性のチャレンジ支援のお仕事をしております。
新城市は消滅可能性都市に選ばれていて、このままいくと「まじやばい」わけです。

何がやばいかというと、消滅可能性都市とは、ココ30年間で20−39歳女性(子どもを生む女性)が半分以下になるという都市なんです。

(消滅可能性都市の定義は、2010年から2040年にかけて、20 ~39歳の若年女性人口が 5 割以下に減少する市区町村。)

なんと!
人口減りすぎ。女性がいないと、子どもも少なくなる。子どもがいないと、人口が減りすぎ。ある一定数の人口減少はこれから日本社会の抱える問題ですが、それが一極集中的にぎゅっとやってくるわけです。やばいぞ新城市。

というわけで、さとう、昨年度より3年間、新城市のチャレンジ支援のお仕事を拝命しております。

最近熱い新城市、女性のチャレンジ支援で「キラキラ女子会」を作りました。
おもしろいことを、やる気とチャレンジする気のある女子(だいたい20−60歳くらいの女子マインドを忘れない素敵女子たち)と一緒に作り出すのです。

キラキラ女子会、勉強会から進化して、新しいプロジェクトを立ち上げます。
市役所が全面バックアップして、一緒に「女子がチャレンジするなら新城っしょ。」を作っています。

これを生み出しているのは、新城市役所。
担当さんも、担当課も「なんとかせにゃならんでね」の気持ちが凄い。
チャレンジ女子たちも「やりたい!やります!やるでね!!」の気持ちが凄い。

はい、それを実現させますよ。裏方ですが、皆さんの整合性を取りながら頑張っております。やっぱりね、当事者がやる気にならないと、地域は変わらないんです。

あー、みんな頑張っていたら地域の動きがぐっとドラスティックになってきました。
当事者がかわると、地域が変わる。
来年も新城市がたのしみです。


参考資料
http://www.mlit.go.jp/pri/kouenkai/syousai/pdf/b-141105_2.pdf

2017年12月11日月曜日

隣人を愛せよ。そして解決策を持つ。

社会的事業あるある、隣人を愛しているんだけど、愛と情熱だけはあるんだけど、解決方法を持たない事業。それは成立しないし、社会の役に立ちません。

気づき、想いはとても大事。さて、それからどうしましょう。
これを掘る仕事をしております。いわゆる社会起業塾。

11月末−12月初旬は、コレが重なって出張三昧。

本当に困っている人たちに役に立つものを順番に並べると
1st 具体的な道具や解決方法、治療など(手段)
2nd 困りごとに応えるQandA(情報提供)
3rd 解決してくれるところへつなぐ(マッチング)
4th 自ら解決を探せるマップ(タイミング別情報ナビ)

これのどこを攻めるか。
私は一番目の具体的な道具と解決方法を持って、ばしっとその場で解決、という手法をとっています。そのあとで、2,3,4をつくり、困らない社会インフラづくり。

今困っている人は、超困っているのです。
それをできるだけ早く解決して、病気になったり何かアクシデントがあっても、何度でもチャレンジできる社会がよいですね。

そんなことを10年もやってくると、互いに助け合える生態系も発生してきます。ブラザー工業の社会起業塾では、10年間で約40名の塾生を排出し、OBOGも日々現場でちゃんとそれを仕事にしてご飯を食べています。社会的事業も、本気で取り組めば業にできます。



塾生のブラッシュアップ研修に自発的に顔を出してしまう塾生OBOGたち。萌えだわ。

2017年11月29日水曜日

業界の空気感 着付けのコンペで業界のマップを一つ深くする

武市昌子杯に参加してきました。


武市昌子杯は留袖、振袖、婚礼着付けの腕を競うコンペです。
すごい人とすごい熱気。


十二単の着付けエキシビジョンもあり、その後十二単が通路を通っていく。レア!!



今回、ブース出展をお手伝いさせていただき、普段は入れない内側に入れていただきました。

業界によって空気感は全く異なります。
ディーラーや理容・美容のトップの方々と率直な意見交換ができて、もう、それだけで価値でした!

印象深かったのは、あなたは流通つかわないほうがいいでしょ。販路もってるじゃん。

そうかー。

私の中でひとつ腑に落ちました。
さて、またひとつまい進できそうです。
現地現物確認と空気感の感知が肝要。


武市昌子杯についてはこちら
https://kokusaibunka.ac.jp/overview/pdf/2017_kitsuke_01.pdf


2017年11月27日月曜日

リセットってできますか。 たまにジュースバーでフレッシュ青汁を飲む。

気分の問題ですけど、時々日々を反省してローフード。


身体が資本、ときどきリセット気分。

さて、年末に向けてお仕事がんばろう。

モノづくり企業の逆襲 Tear1も自立していくんだもんね。

かつて、お上の言うことを聞いていたら仕事がまわってきて利益が生まれる時代があったそうです。化石のような時代の話に聞こえます。

いまも、輸送機産業は多くの下請けがささえています。
いわゆるTear1以下。

でも、働き方が多様になってきて、自ら考え、新しいことを作り出していかねば勝ち残れない時代がやってきました。パラダイムシフトの瞬間


ソミック石川の石川彰吾さんのところにおじゃましてきました。
奥でポーズをとるのが、おちゃめな彰吾さん。

彼は、何かをしでかしていくようです。乞うご期待。
共にしでかしたいなー。

ゆるくつながる ビデオ会議のZoomで飲み会

仲の良いメンバーで、Zoomを使って飲み会をしました。
参加者は、岐阜、新城、浜松。


各々好きなものを自宅で飲んでます。

真面目な話半分、近況の気になること半分。
共有しながら、次のネタをブラッシュアップ。
22時に始まり、1時間半くらいゆっくりと話しました。

回線に違和感もなく、モバイルwifiでも十分つながります。

技術のおかげで距離を越えてコミュニケーションが加速している感じ。
技術は人を幸せにするためにつかわれるもの。ほんと、よい技術。幸せ。

熱海が熱い。熱海のスタートアップ99℃でゲストスピーカーとメンターでした

昨年に引き続き、行きたい温泉地ランキング1位になった熱海市。


https://travel.rakuten.co.jp/mytrip/ranking/onsen/

最近、熱海市はスタートアップでも熱いのです。
そんな熱海市で行われている、スタートアップ支援の99℃にゲスト登壇でした。


湧いてますか!!という熱い声がけで始まります。
全員、おおーーーっとむさ苦しいベンチャーの熱意。



スタートアップで大事なことをちょっと話して、そのあと、皆さんのプランが加速するように、視点の持ち方や、こんなマーケットの仮説があるよ、という提案をさせていただきました。

何が正解か、それはわかりません。
やるのは、ベンチャーオーナー。

そのトライがより勢い良く軌道に乗るように、私達も全力支援させていただきます。

http://renovation-atami.net/99spa/
熱海スタートアップ99℃

各地でチャレンジ!宮崎の連携店ラランに行ってきました。3年でぐっと進化。

ピアでは、患者さんの役に立つ仕事をしたい!とチャレンジする人を応援しています。
一緒に仕事をして、一緒に解決していきたいのです。

とっても心強い、宮崎にある連携店ラランさん。
一年に一回くらいしかお邪魔できないのですが、いくと元気をもらえる素敵なお店です。



福岡空港からプロペラ機で宮崎空港へ、40分。


ラランの店舗で加藤さんにカラーリングしてもらいました。
このあと顔剃りもしてもらいました。
加藤さんは理容師なので、顔剃りもできますよ!!!
(顔そり、めっちゃ気持ちいいです)

時間を共有して、宮崎ニーズを聞いたり、商品改定提案をいただいたり。
いただいたフィードバックをもとに、宮崎エリアの皆さまに共に役立てる提案をしてきます。

やっぱり話すことは大事。

2017年11月17日金曜日

尼崎市役所の若手研修でメンターでした 自らみつけて、筋の良い問と解法を探すセンスを磨こう

尼崎市の市役所研修にて、メンタリングでした。
自主参加型の人材育成セミナーの1コマにゲスト参加です。

尼崎市は地域のちょっと困ったに対して、面白いアプローチをしています。

アーケード街は自転車を押して歩こう、をPRをするために、チャリンピックを開催していたり。
https://news.goo.ne.jp/article/kobe/nation/kobe-20171106000


公務員の硬い感じを取っ払おうと、漫才出身の公務員さんがお笑い行政講座をやったり。
なかなかぶっとんでいました。

真面目なことを、楽しく解決していく姿勢はとても大事です。
楽しいことには、人は巻き込まれますから。

夜は、串かつを食べました。
ざくっとしていて、とても美味しかったです。
串かつバンザイ!

2017年11月9日木曜日

好きな人に会う 静岡駅でばったり会いました

静岡市で一つ目のを終えて、次のミーティングに向かってあるいていたら、前から大好きな人が!!


お世話になっている浜松市の看護師さんです。
がん患者支援を、自然に身体から湧き出るように作ってくれる看護師さん。

現場の困りごとこそ早急に解決すべき課題。
これを投げてくれる、現場のエキスパートさん。

ボーッと歩いていたら好きな人に会えた、これは事件。

2017年11月3日金曜日

スソビズ1周年記念のイベントでした 針の穴をみつけよう

裾野市中小企業相談事業「スソビズ」の1周年記念イベントでした。



スリングを日本に広めたカリスマ社長北極しろくま堂の園田さんとご一緒させていただきました。今日も園田さんは自然体で、ずばっと真理を突く発言を次々と繰り出していました。現在園田さんはその道のスペシャリストとして、研究者としての道も極めている道中。何かに特化して、そのプロになっていく姿に、いつも背筋をのばしてもらってます。

ものづくりは、いつかAIや産業ロボットにより自動化されていきそうです。
モノをヒト(人類)の幸せにどう活かしていくのか、モノやサービスを活用してヒトを支える、心の柔らかい部分は、その代替が難しいです。特に、病気や子育てなど、困ったり不安になる場面では、その情報を誰から受け取るのか、どうやって受け取るのか、それを決めるのは、この人(個人)を信頼するのかというところに尽きます。とてもアナログで、心情的で、合理性からかなり遠い判断ですが、最後は「この人を信じよう」なのです。



閑話休題
ちらしです。
成功かどうか、それは他人が決めることなのでなんとも言えません。
会社設立10年で生き残り5%なので、10年残ればそこそこ成功、といえるらしいですが、本人にはよくわかりません。

起業ブームで(だいぶ落ち着いてきましたが)、世にはたくさんの情報があります。
失敗しないなんとかセミナーとか、売れるなんとかの作り方とか。ええええ、失敗は早めにした方がいいですよ。小さい失敗をたくさんしていると、そのうち気づくんです。ああ、これならいけるかも、って。小さな針の穴のような、ちょっとした通り道が見えるんです。

もし失敗せずにできる方法が見えているなら、それはすでに作り上げられたモデルではないでしょうか。起業で小さいものを作り出すのは、今見えていないけど、お客さまとの接点があとちょっとで見えそうで、やっぱりもやっとしていてリーチ方法が見えないようなこと、という事業のシーズ(種)を拾い上げ、検証していく地味な作業です。

その小さなことを、最小単位でやってみる。
ちょっとした手仕事を、少しスタイリッシュにする、と園田さんは言っていました。うん、そうそう、ちょっとスタイリッシュに。手作業のハンドメイド感から抜け出して、少しスタイリッシュに。その頃合いは、予算の範囲内で最初はやりたいですね。やっているうちに経験値がたまり、針の穴が見えてきます。

ネクタイのおじさまたちは(偏見に満ちたカテゴライズですけど)、大きめにずばーっとやってみたくなるようです。すでに回っている会社の手法で、ある程度のマーケットサイズを想定して、一度に試してみる。成功率は低め、でもあたったら大きい。パネルでこの話をしたら、会場のネクタイ族の皆様が苦笑していました。でも、あながち間違ってないと思いますよ。

女性の創業は、小さくやってみることが多いそうです。
小さくなっちゃう、とも言えます。スタートアップ時に、お金がない!
あるお金でなんとかやる。楽しくやってみる。趣味でハンドクラフトをやるように、とりあえずやってみる。失敗を繰り返す、そのうち、針の穴を見つける。

針の穴を早く見つけられるようにお手伝いをしているのが、なんとかビズです。
私は、富士市産業支援センターf-Bizでビジネスアドバイザーをしておりますが、そんなつもりでご相談にのっています。
富士市産業支援センターf-Biz http://f-biz.jp/

相談できるところは、意外と身近にありますよ。
スイーツで情報交換もいいですが、専門家に話を聞いてもらうと、もっとズバッと針の穴がみえることが、ありますよ。

2017年11月2日木曜日

いつものヘアサロンが、ちょっと気遣いをしてくれたら。

ピアは、多くの方に人毛ウイッグを気軽に使ってほしいと考えています。それも、できれば、近くのいつもの美容室でさらっと作れたら、尚良し。

たしかに、治療中のナイーブな時期に、いつもの美容室に行くのはちょっと難しいということもあるかもしれません。でも、そのお店に、ちょっと配慮があったら?

仕切りがある、予約をずらしてくれる、相談にのってくれる。
ちょっとした工夫なんです。
特別ではない。

すべてのお店に導入するのは、難しいと思います。
でも、何割かは、できるんです。

特別なことを、普通のことにすることにしたいと考えています。

ヘアサロンは、近所で、心遣いがあるところで、しんどい時期をさらっと過ごすお手伝いができたら最高です。

ピアは、ものづくりと伝え方で応援しています。
医療と生きるすべての人が、髪の毛のことであんまり悩んだり苦労せずに過ごす日は、結構近いはずです。



過去の新聞記事。そうそう、新たな価値創造。

2017年10月25日水曜日

うなぎボーンの進化 小さくなりました

浜松のかくれたネタお土産、うなぎボーンをご存知ですか。

これです。


名産品のうなぎの骨をカリッと揚げて、美味しく味付けしてあります。

少し前までファミリーパックの、少し大きいサイズしかありませんでしたが、今は小さいお一人様サイズがあります。そもそも、これはガリガリたくさん食べるものではありません。

えー、これ何?結構美味しいね。
というネタおみやげにピッタリなのです。

で、私は気心のしれた方へのネタおみやげとして重宝しております。
小さくなって、相手にも負担にならないサイズになり、より持っていきやすくなりました。一袋200円くらいです。

このサイズは、浜松駅の新幹線改札の手前、JRみどりの窓口の横の小さなキオスクで売っています。(2017/10/25現在)

塩味としょうゆ味がありますので、是非セットでどうぞ。

小さくなったことは、進化です。




2017年10月24日火曜日

社会福祉法人の理事会でした 特養のこれから

これから特別養護老人ホーム(以下特養)を開設する社会福祉法人の理事をしています。理事会では、進捗の確認や、お金のお話など、今とこれからを共有しています。

私は、大きなお金のお話よりも、これから地域に貢献する特養として、どのように運営されていくのか、そちらに興味津々です。

まずは建物ができて、中に什器が入り、スタッフが入り、入居者が入ってきます。
特養は介護度3−5の、日常生活に介護が必要な人達が入居します。入居、とは、すなわち新しいお家になるということ。

施設介護は、高齢者を閉じ込める場所ではありません。命の安全のために、多少のルールはあります。しかし、あくまで「おうち」。衣食住と、その人らしく生きる人間らしさを支える場です。

施設なんてかわいそう、という声はまだまだあります。
施設に入居させる家族にも、多少の後ろめたさがあるように感じます。

いえいえ、そんなことないですよ!!!

家族だけの介護はかなり大変なことです。
痩せてきても、オトナ1人をよいしょっと車椅子に移すのは、コツがわからないと結構大変です。ごはんの介助も、ごっくんのタイミングとか、今日は食べられる日・そうじゃない日の判断、誤嚥していないかな、とか、見るポイントは盛りだくさん。

それに、介護する人の人生もあります。

私は、実母が寝たきりになってしまって、あー介護って大変だ!!と実感しました。もう亡くなりましたが、夜中におむつ交換をして、たんの吸引して、朝から普通に働いて、これは倒れるわ!と妙に納得した記憶があります。
(私は看護師で、それなりに色々分かるのに!)

というわけで、特養は昔のイメージとはちがいます。
もっと、人を支える場所になっています。

介護をする人たちが、介護を抱え込まなくていいようになるように、施設ケア、在宅ケア、どちらも大事なものです。
誰のための介護なのか。
それは本人と家族の暮らしやすい毎日のための介護です。
周りの人は、暖かく見守りましょう。施設介護、なかなかレベル高くなってますよ。




2017年10月20日金曜日

美容業界のしきたり メーカーと問屋とディーラー

流通を使うとどうなるのか。お客さまと理美容室とピアにメリットはどのくらいあるのか。大きな問屋の社長さんとお話をさせていただき、じっくりと考えさせてもらいました。

どの業界にも、業界独特の商売のしきたりがあります。
理美容業界では「問屋」「ディーラー」「メーカー」という括りがあり、このあり方が破壊的にかわっていくのかもしれない、という時期に来ています。

理美容業界の仕組みは比較的古い体質で、今でも帳合(ちょうあい)というものが強く残っています。帳合とは、どのディーラー(商社みたいな感じ)のお客さまなのかが決まっていて、横取り禁止、一度使ったらそのルートを通して美容商材を買う、という仕組みです。

商品の流れは、メーカー、問屋、ディーラー、お客さま、となっておりまして、直接お客さまに接しているのはディーラーさんです。これを流通といいます。
ディーラーさんは、商品のお届けと、情報提供をしてくれることになっています。
ことになっている、というのは、そうでもないなぁというディーラーの営業さんもいます。

他の業界から見ると、えらい面倒なこっちゃ、という長い流れがあるのです。

メリットもあります。問屋さんが一括で仕入てくれるから、メーカーは安心して者が作れる。それを一旦保有して、ディーラーさんに流してくれる。ディーラーさんはドロップシッピングのような感じで在庫リスクなく美容室さんにルート営業できる。美容室は小ロットで必要数を確保できる。

しかし、やはり前時代的なしくみでもあり、リピートの商品については、ディーラーを通さずネットで購入したり、直接メーカーとやりとり、なんてところも増えてきました。

ピアはメーカーなのですが、流通を使っていません。
お客さまに直接届けるシンプルなルートづくりをしています。これはシンプルで無駄も少ないのですが、これでいいのかな、もっといい方法があるのかな、といつも模索しています。

正解はないし、外部環境はいつも変化していますね。

2017年10月16日月曜日

メンターでした 創業支援プログラム@静岡県

静岡県の産業振興課とトーマツがしかける産業支援事業のメンターでした。


トーマツががっつり組んでいる、本気のプログラムでした。

今月は、創業支援系のお仕事がつづきます。

2017年10月14日土曜日

講義でした!静岡大学大学院のアントレプレナーシップ論で今年も社会的事業について。

今年で3年目、アントレプレナーシップ論の授業でした。

土曜日の集中講義、お昼は学食でみんなでランチ。


320円でお腹いっぱいです。

大学院の授業は、やり取りしながら進める参加型授業です。
自分ごとで考えつつ、今回のテーマは「差について考えよう」でした。

母校の講義はホッとします。
ゼミ担の先生にもあえて、いい日でした。



2017年9月30日土曜日

理容と美容の違いとか。なかなか深い世界ですよ。トップランナーにこれからの話しを聞きました。

ご縁をいただき、AvedaHondaのマサさんとお酒を飲んできました。
マサさん、理美容室のオーナーで、同時にヘアアーティストとして世界中から招待を受けてショーもしています。

理美容業界の中からみた問題点や業界のあり方、業界の世界観などをざっくばらんに聞くことができました。

どうしたら受け入れられやすいかな、というサロンさん側の視点と商習慣を教えていただき、なるほどー、と納得でした。

私は理容師でも美容師でもないので、いまだにこのあたりの肌感覚が薄い。
ウィッグはヘアサロンさんに取り入れてもらい、お客さまのニーズに合わせて丁寧に対応して行く過程が大事です。お客様が、この人なら相談してもいいかな、と思ってもらわないと、本当のところは話してもらえないです。

使っていただける石になるために、自分のあり方、よく考えなきゃ。

マサさん、ありがとうございました!



2017年9月15日金曜日

善意と公費からの脱却

医療と福祉領域には沢山の支援事業がすでに入っていますが、ちょっとしたところにカイゼンの余地がたくさんあります。

これを仕事レベルで事業化していくには、結構しんどいんですけど、やったほうがいいことだとおもうので、やるわけです。

そもそも、すでにやっている支援事業の皆さまに商業的センスを持っていただくと、一気に解決するとおもうんですけど、そうも行かないようなんですよね、医療福祉領域。

現在のところ、善意と公費に支えられていますが、商業的にやってより良い提案ができるなら、もっと活用したらよいのでは。

お金儲けでしょ、と言われると、はいそうですよ、としかお答えできないんですけど、同じお金を払うなら、使い勝手いい提案のほうが良くないですか。


2017年8月27日日曜日

地域に溶け込む事業へ

初岡山駅!
仕事で岡山、倉敷、丸亀でした。

駅前にももたろう。

ももとマスカットがあちこちで売られていました。


ここ岡山駅で瀬戸大橋を渡る電車に乗り換えて、四国の入り口へ行って来ました。

美しい瀬戸内海。


出張先で、その地域の普通の生活に触れると、少しずつ地域文化の違いを感じます。

髪型、服装、会話、お店に並ぶもの、広告、色合い。

日本は広くて、文化背景も多様です。ピアの仕事が各地域に溶け込むように、その地域の心あるヘアサロンさんと連携を進めております。

2017年8月26日土曜日

私は忘れ物が多い人種です。

傘もなくすので、雨笠はビニール傘派です。

今回は暑いので、日傘を持って来ました。

出張3日目、まだあります。ちゃんと持って帰れるか。今回の出張の難関テーマです。



2017年8月25日金曜日

山口県看護協会の講習会でした

認定看護管理者の研修で1日起業論をお話ししました。

看護師さんも、経営や組織運営を担う人材です。いろんなことを勉強しています。

サードレベルなので、マネジメントやリーダーシップ、現実と理想の看護とのジレンマ、意思決定など、現場看護以上のことを学んでおられます。

しかし、看護師さんが起業論を勉強するとは!時代が変わってきたのですね。

組織の外に出る看護師さんは、これから増えるでしょう。でも、出なくても、地域のリソースを活用し、共に地域医療を支えていこうという流れを作ることはできます。お互いのスタンスを理解しあい、良い地域作りのパートナーになりたいです。



出張、山口に来ました

8月は出張の多い一ヶ月です。

ただいま山口県にきています。

在来線は交通系ICカードが使えませんでした。


2017年8月1日火曜日

病院営業は効率が悪い、でも面白い(雑談)

病院営業ってものすごく効率が悪いです。
でも、困りごとがそこにあるのがよく分かるので、面白いです。
(面白いというのは語弊がありますが、解決できそうなことがあるということ。)

数字を追いかける営業とは全く違っていて、医療現場の皆さんの仕事の質を上げて、患者さんに一緒に同貢献していくのか、そのための情報提供と情報収集役割なのです。だから、定量的に数字で評価ができない。

パンフレット設置数じゃ、測れません。
売上に直結するものでもないですし。
(実際に売れているのは店舗とオンラインストアで、みなさんがどこから来ているかは正直わからない)

だからといって、ああ、社会貢献ですよね、とはいい切れません。ちゃんと役に立って、買ってもらって、やっと会社が成立していく。

いろんなことを考えますが、数字から逃げずにがんばる毎日です。
えいえいおー。


2017年7月29日土曜日

咳をしても1人(笑) 休日の事務所で怪我して、孤独を考えました。

弊社ピアは土曜日定休日。今週は日曜日もおやすみ。


連休の週末です。 でも、ついつい、店舗事務所にいます。
休日の店舗はとても静か。ヒトがいないというのは、こういうことです。
マネキンしかいない。

で、雑務をしてたら怪我をしました(笑)。
ズリッとくるぶしを擦りむいて、皮一枚むいて、血が止まらない。
地味だけど出血だけ派手。

あー止まらないなぁ。。。と。

突然、「咳をしても一人」という川柳が頭に浮かんで、ゲラゲラ笑ってしまいました!
そう、休日の事務所は、何しても1人!!

次は、みんながいる平日に怪我をしたいと思います。

仕事だけなら、一人でもできるかも。
でも、仕事のモチベーションは違うかも。

明日も1人で事務所です。
明日は、怪我しないようにします。するなら、笑ってもらえる月曜日以降で。


2017年7月15日土曜日

伸びるフリーサイズウィッグを作りました。

新商品を作りました。よく伸びる水泳帽子のような生地を使って、子どもから大人まで脱毛時期をもっと自由に暮らしてもらうために設計しました。

できちゃえば、へー、こんなもんか、なんです。
コロンブスの卵と一緒。クシャッとしちゃえば、卵は立つ。
でも最初にそれを作り出すまでが勝負。そこを乗り越えて、商品化です。


このとおり、びよーんと伸びます。

髪の毛がある状態でも、なくなっても、子どもでも、大人でも、帽子感覚でかぶれるウィッグです。

ウィッグって、サイズがあって、きちんとその人にあわせて作り込むことが前提とされてきました。でも、実際の日常生活では、もうすこしゆるい部分があるとラクです。
というわけで、つくってみました。


今までのウイッグは、しっかりするか、帽子を併用してラクに過ごすの2択でした。
真ん中が足りない。



というわけで、新商品でココを埋めます。

お家の中で帽子を使うのに抵抗がある人は結構います。お話を聞いていると、そこが大きい。あと、ちょっと洗濯物を干したり、コンビニに行くのに帽子も、不自然だし抵抗がある。室内で帽子を被る習慣のない日本です。この日本文化の中にさっと溶け込むように作りました。

サンプルを連携している美容師さんたちに見てもらったとき、いいねー!と感動してもらったのが嬉しかったです。そして今、病院の展示コーナーに設置もはじまり、動き始めました。早く皆さんにお届けしたいです。

2017年7月8日土曜日

ツールはプランを作り出すために使おう。ソーシャルビジネス経営者育成講座でした。

社会の困り事を事業で解決する、ソーシャルビジネスの担い手を育てる講座@浜松市つながる館でした。



参加者が事業化したいと考えているテーマについて共有してから、考え方マップを使って深掘りしました。

ビジネスモデルを考えるフレームには、沢山の種類があります。
どれを使っても、よいのです。

大事なことは、頭の中を整頓して、今見えていないものを作り出すことに使うことです。あるものの批判ではなく、解決するための手法を探して、具体的に動けるようにするためのツールです。



2017年7月7日金曜日

美容学校の授業でした!脱毛時期を支えるキーマン理美容師の卵と一緒に3時間みっちりと。

美容学校の授業で、脱毛時期を過ごすお客さまにできることを3時間、一緒に考えたり、作業ワークショップをしました。



静岡新美容専門学校の1年生です。
高等課程の生徒もいて、一番若手は16歳!


脱毛ってどうして起こるの?何人くらいいて、どんなことが起こるの?という概論から始まり、実際に美容師さんに求められるのは何だろう?を一緒に考えるワークショップ をしたあと、最後につけ毛パーツを使って、帽子につけ毛をつけてみる体験ワークショップをしました。

その中で、「お客さまに話してもらえる美容師さんになろう」を考えるワークショップで出た意見がなかなか深い。
(そもそも、話をしてもらえないとニーズが正しく拾えないし、一緒に考えられないから、日常におちるような提案もできない。)

まずは、とっつきやすさ。
・優しい雰囲気や笑顔
・おしゃれ
・自分と興味や趣味が似ている

そして回答を期待できるのか。
・話をちゃんと聞いてくれる
・話に対して丁寧に答えてくれる

最後に、専門性。
・正しい情報を教えてくれる
・具体的に解決してくれる

これ、ちゃらい(ごめんなさい)若者が真顔で話してくれたコメントです。
10代、すばらしい!

学ぶことは、インプットだけではありません。
普段考えている「ふつう」を言語化することも、学びです。
とくに、学生のうちにみんなでシェアすることは、サロンに就職してからのミーティングなどで自分の意見を話し、人の話を聞くことに役立ちます。

学生の授業はいつも清々しいです。
とても濃い3時間でした!




2017年7月5日水曜日

チャリティTシャツでどこまで行ける?ドレスコードはどう決めるか。

私が個人的にずっと応援しているチャイルド・ケモ・ハウス。
子どもからAYA世代(思春期〜若年成人)くらいの、がんや難病を抱えている子どもたちに、安心できる家みたいな病院です。


http://www.kemohouse.jp/

この施設のチャリティTシャツを買い、それを着て時々仕事をしています。事務仕事ならば特に問題なし。これを、どこまで着ていっていいのか。結構悩んでいます。

同じような価値観の人たちが集う場は、もちろんOK.
例えば、社会企業に関する場や、社会起業家を育てるようなコミュニティや、それを語ることができるような場。
ベンチャー社長が集まるような場もOK。だいたいみんな、スーツ着てない。何を着ているかよりも、Tシャツに何が書いてあるか、ソッチのほうが大事という場合すらあります。

しかし、そういう場所は、一般社会の中ではほんの少しのエリアです。
いくらチャリティTシャツでも、Tシャツで行けるところしか着られないのが現実です。

服装は相手のために選ぶもの、つまり場にあうものを選ぶもの、と社会人になったときの最初の上司に教わりました。わたしがどんなに黒スーツが嫌いでも、それが仕事ならちゃんと着る。

立場が変わって、だいぶ自由な格好で壇上に立つ機会も増えました。
でも、やはり一線はあるな、と思っています。
チャリティTシャツもTシャツ。
それを踏まえて、これからもがんがん着ていきます。

みなさまも、ぜひチャリティTシャツにチャレンジしてください。
着心地のいいTシャツで、お金も活動も応援できます。


着心地のいいチャリティTシャツを、週替りでつくっています。
チャイルド・ケモ・ハウスTシャツもここから販売されました。
Jammin

https://jammin.co.jp/




2017年6月16日金曜日

コントロールしないチームマネジメント

スタッフの現場力が高くて、私の仕事は現場にない。

5年位前までは、それがなんとなく寂しいような、自分の無力感を突きつけられているような気がしていましたが、今は違います。


お客さまがいない時間帯も、自発的にみんなが自分の役割を探して、お客さまのニーズに応えようとする。手作業をいとわない。自ら機会を作り出していく姿勢がすばらしい。

社内はそんな状況なので、昼間は会社にほぼいないのですが、ふらりと寄るとにこにこ迎えてくれるのでありがたいなぁと思います。このスタッフの人間力のおかげで、うちの会社はお客さまにホッとする空間が作られてます。

これはどんなマネジメントか、と先日尋ねられたのですが、わたしは何にもしてなくて、仕事の目標を明確にして、みんなの事をただ信じるだけです。1人の限界に早々に気づいて、みんなでやる事に決めたのです。

お金儲けだけなら、1人の方が効率いいです。でも、社会の役に立つ仕組みって考えると全然ダメです。ただの物売りしか出来ません。役に立ってお客さまに心地よい場所を作り出すために、場所の空気感を作ることを大事にしたいのです。

だから、結論は、これからもチームプレイにこだわります。たとえ生産効率が少し落ちても、良いものを生産し続けることが大事なのです。

2017年6月12日月曜日

クラシエのアドバイザー研修でした ロールプレイでワガコト振り返りを180分、濃い時間でした!

画像に含まれている可能性があるもの:画面
クラシエホームプロダクツでカウンセリング技法の講習会でした。理美容のプロフェッショナル用商材の全国アドバイザーが一同に会して学び合う貴重な一日です。

今回は、カウンセリング技法のセミナーということで、技法の講義を少しだけしてから、自分の普段の接客を振り返り、自分たちの接客を再現するワークショップ などを実施しました。

参加者から、実はサービスの事前カウンセリングではあまり問題は出ないけど、問題がでるのは施術からその後なのだ、だから事前の正しい情報提供は大事だし、そのために丁寧なカウンセリングは大事とわかった!というコメントがありました。

そう、事前にちゃんと伝えることは大事です。
でもそのときに、注意書き一覧を渡すようなあたたかみのない方法はNG。

相手のニーズや心地よい接遇のポイントをカウンセリングで引き出して、感じておく。
そこに合うように、丁寧に必要なことをわかり易い言葉で伝える。
これは大事です。

決めるのはお客さまです。
気持ちよく決定していただけるように、気持ち良く安心して話せる空間を。
カウンセリングは、空間づくりです。




2017年6月11日日曜日

Amexサービスアカデミーで社会的事業の各論でした


クレジットカードのアメックスが展開する、社会起業家教育アカデミーで各論の講義をさせていただきました。

かっこよく語られがちな仕事ですが、中の人は毎日現実的に泥沼ですよ。

でも、必要なことですし、社会的損失を防ぐ事業なので前向きに価値最大化を目指していますよ、という話を現実論とともにお話しました。

社会をかえるために、自分を変えられます。他人は変えられないけど、自分は変えられます。価値最大化のためにリーダーは柔軟に自分のあり方を変えたらいい。そんな話をさせていただきました。

参加くださった方の次のチャレンジが楽しみです!

2017年6月7日水曜日

梅雨入り。お店の紫陽花が綺麗でした。

写真を撮り忘れたのですが、お店の紫陽花が今年もきれいに咲いています。
花が青系なので、酸性土なんだなぁと思いながら眺めていました。

日中はなかなかお店にいられないですが、夜事務所にもどって、いろんなものを見るとちょっとほっとします。


2017年6月6日火曜日

静岡文化芸術大学でモノ・コト論の授業でした モノづくりはことに気づくことから。

大学の授業では、モノづくりとアントレプレナーシップに関するものがメインです。

今回は、静岡文化芸術大学の3年生約70名に、モノづくりはコトに気づくところから、というお話をさせていただきました。

プロダクトデザインを目指すコースの3年生なので、実際にモノづくりをゼロから立ち上げていくプロセスを追いながら、なぜそれを作るのか、そのモノはどんな風に人生を変えていくのか、ということを実際の事例を元にお話しました。

午後一番の90分授業なのに、睡眠学習がほぼゼロ!
さすが意識の高い学校です。
学長の授業参観もあり、私にとっても刺激的な90分でした。



今年も講演のシーズンがはじまったな、という感じです。
お声がけありがとうございます。


2017年6月3日土曜日

頭がシャキッとする。やる気スイッチを押す。

東京と川崎でお仕事のため、出張旅行中です。旅行と書くと、なんとなく楽しい感じがします。何事も心の持ちよう。

私は、空間を移動するとシャキッとします。
違うところで、違う刺激で、頭にスイッチが入る感じです。
出張先の空き時間は、頭がシャキッとします。

出勤退勤時間のない仕事です。
オン/オフも、きめられていません。
頭がシャキッとするような「やる気スイッチ」は、自分の心の持ち方です。

あー。今日は本当にいいお天気なので、仕事をしながら窓の外ばっかり見てしまいます。
気持ちがいい外を眺めながら、今日もやる気スイッチをポチッと。

2017年5月23日火曜日

SNSの繋がり疲れについて、内向的と外向的な性格の違いから考えてみます。

SNS疲れについては、ネット上でもよく話題になっていますね。これを性格傾向でちょっとだけ考えてみましょう。

外につながるものが増えると、内側でエネルギーを貯めるタイプの方は、そりゃ疲れます。内向的な人は、じっとしながらエネルギーを貯めるタイプです。だから、外と遮断される時間が必要。

外向的な性格で、エネルギーがじゃんじゃん湧いてくる人はひょっとしたら疲れないのかもしれません。外向的な人は、外と繋がりながらエネルギーを充電しているそうです。

外向的な人のほうがリーダーに向いてるとか、営業成績があがるとか、人間関係が豊かとか、とにかく外につながる人のほうが性格的に優れているように語られます。

でも、そんなことないです。
どちらも性格傾向です。

内向的なら、そのリズムで生きたらいい。そんな性格傾向と付き合いつつ、成果を出せばそれでいい。無理に外向的に、疲れるほどFacebookをやったり、外に出たり、人と会いまくったりしなくてもいい。

信じてもらえないですが、私は内向的です。
じーっと、外と遮断される時間があってこそ、人と会い好きになれるエネルギーが溜まります。1人でゆっくり脳みそを休める時間が必要なタイプです。

FacebookなどのSNSだけでなく、メールもどんどん届く仕事をしていますので、意図的にシャットダウンしています。一日8時間くらい、メールもメッセージも返さなくても、社会的に抹消されたりはしません。

いつでもつながる、というのは素晴らしい機能です。でも、一方で推敲したり、じっくりインプットするような、自分の引き出しに教養のもとを溜め込む時間が少なくなってしまうようです。
Facebookに疲れるほど繋がらなくても、いいのではないでしょうか。

SNSという、20年前には想像もしなかった新しい繋がりのチャネルが増えて、人間はちょっと疲れてきているように感じます。私は適当なので、時々シャットオフしながら、今日も大人の社交場となったFacebookで、皆さんとのつながりを楽しんでいます。




2017年5月17日水曜日

時間の使い方が変わった話。現場を手放す勇気と、新しい自分の役割を見つける勇気。

年度事業のオンシーズンに入り、移動の多い毎日を送っています。

浜松駅ー名古屋間の移動は、断然名鉄推しです。
在来線価格に+360円して指定席券を買うと、Wi-Fiつきの1時間快適オフィスになります。



17時すぎたら、ビール飲みつつ移動オフィス。
値段も、新幹線の半分で移動できます。みんなの経費を圧縮できます。


閑話休題。
外に出ても、現場に迷惑をかけないようになりました。
ぜんぶ、スタッフが優秀なおかげです。スタッフは全員普通の人です。ずば抜けた人はいません。でも、心がしなやかで、お客さまに一生懸命で、日々カイゼンを考える天然アーリーアダプター。これは、私の人生における神様から頂いたギフトにまちがいない。

おかげで、時間の使い方がかわりました。

スタッフに現場を渡しきれていなかった30代前半は、現場の管理もあり、動いても動ききれませんでした。自分の能力もまだまだで、タスク処理がおそくて、いつも追われていました。ミーティングも、選べなくて誰とでも会っていたので、とにかく時間がなかった記憶があります。

だから、時間が惜しくて新幹線にのっていました。でも今は、社内スタッフが優秀に育って現場仕事は全部丁寧に、私よりもしなやかに正確に働いてくれます。その余裕の時間で、半年後、一年後、3年後の中長期に向けた仕事づくりにまい進できます。

私が現場を手放したら、現場が色を持ち始めました。
成長を拒んでいたのは、私自身の自信のなさだったのです。ここを手放したら、自分の新しい役割を見つけられないんじゃないか、という不安。
新しいものを再び作り出せるのか、という不安。

自分なんていなくてもいい。現場を成長させるには、これが一番大事な達成目標です。

2017年5月15日月曜日

夢が夢なら。自分が選ぶなら、それは楽しさも孤独も色があること。

社長をはじめて15年近くたちました。

決め続けていますが、未だに上手に決められないこともあります。数字で考えても、やっぱりり決められないこともあります。

創業者は特にそうですが、事業を愛しすぎると、事業は成長しません。属人的では、リーダーの能力以上にはそだたない。でも、大事なものはやはり守りたい。その葛藤です。

閑話休題。
感性豊かな詞を柔らかな音楽に載せる、小沢健二さん。
夢が夢なら、という曲があります。

目の前をたゆたうシーンに感情を揺られても、自分で選んだ道を進めていく。
そこの一瞬の空気を愛する勇気。

この強さを持ち続けたいな、と思います。たまには仕事に関係ないことも考える。


心地よくなったら、次に行くタイミング。

一昨年修了したソーシャルイノベーションに関するプログラムの東海地域理事会でした。このプログラムは本気なので、修了生をお客さま扱いしません。終わった人は、フェローと呼ばれ、運営側でソーシャルイノベーションを加速させます。
私も修了生として、末席に加えていただいております。
(フェローとは、仲間や特別研究員という感じの、事情のわかる本気のチーム構成要因という意味)



上場企業の社長や会長に囲まれて、冷静に考えるとここに居るわけがない自分。


どんなコミュニティも、仕事も、社会的なポストも、同じことを続けていくと楽にできるようになります。楽にできて、言語が通じやすく、心地よくなる。

でも、心地よくなったら、そこは卒業するサインだと思っております。

しかし、ここはまだまだ卒業できないです。だって、うぅううううう〜すみません〜〜、まだ甘いです、スピード感ありません、ごめんなさい、という感じです。


日々是精進。

2017年5月11日木曜日

お礼のお参り ちょっと息抜き

新しい売店が無事オープンして1週間経ちました。みなさんのおかげで、無事1週間。



売店を運営している津田と一緒に、近くの森町小国神社へお礼をしにいって来ました。


道中、売り上げ目標や、夏への水物対策、意外な売れ筋、早くやること、秋までにやること、他の施設との連携や営業など、ざくっとした打ち合わせをしながら、初夏の青空をドライブしました。

具体的なタスクも見えてるし、あとはやるだけ。

さて、頑張りますか!


2017年5月7日日曜日

愛されるお店作りに大切なこと

皆さんのおかげさまで、なんとかオープン準備完了です。

新しい売店です。無事にオープン準備完了。リラックマもスタンバイ。

お店はオープンしてからがスタートです。どんなお店に育つのかは、周りの皆さまとの関係次第。どのくらい皆さまに愛されて、そして必要とされるのか。これに尽きます。

良いお店は、良い人から。スタッフの士気は、お店の空気に出ます。から回らせないように、でも一生懸命に、皆さまとの関係性構築に努めてまいります。

現場は嘘をつきません。