自己紹介

自分の写真
医療と生きる全ての人に向けて、患者さんの日常生活支援を事業化しています。抗がん剤治療中や脱毛症向け専門美容室PEERと、患者さんの困りごとをモノ・コト・場所で解決する事業で、医療と生きる日常生活を豊かにする仕事をしています。 このブログでは、日々現場仕事をしながらに気になることを、個人的に書いています。看護師/工学修士(MOT)  ■History 2008静岡県男女共同参画社会づくり活動に関する知事褒賞 2009日経ウーマン ウーマンオブザイヤーキャリアクリエイト部門5位 2009経済産業省ソーシャルビジネス55選 2010日本商工会議所女性起業家大賞特別賞 2013内閣府女性のチャレンジ賞 2014静岡ニュービジネス大賞特別賞 2015イノベーター公志園4期  2016TEDxHamamatsu2016スピーカー

2018年3月15日木曜日

がんになっても働けますか それを決めるのは病因じゃなくて症状と受け止める職場の包摂力だ

雇用主の皆さん、病気でもなんとか雇用継続する方法、さがしてみませんか。

がん患者でも、他の疾患でも、時間的に少し多めに休みがほしいとか、能力的に3時間しか働けなくても、かなりユニークに頑張れる才能の人がいます。

もちろん、全員ではないです。そのユニークさを持つ人の分布割合は、がん患者さんもそうじゃない人もほぼ同じ。だって、病気はみんな平等になるんですから。

患者のことを本気で考えるなら、特別扱いしてポストを作らなくてもいいです。
病気体験=体験のひとつ。ただそれだけ。
特別扱いは不要ですが、ちょっと働きにくい時期に「そんなじきもあるよねーそだねー」ってすこし許してもらえると、働きやすいです。

原因がなんでも、症状が許容範囲だったら、ぜひ雇用の継続を。
がんになると、たしかに不自由が発生します。でも、発症前と同じように、いい能力はもっているんです。病気になっても、その人はその人なんです。

今月のHBRに掲載されたレポートに、職場におけるSNSの活用したところ、仕事のキーは技術を知っていることだけではなく、仕事仲間をよく知っている人も大事だよということがわかったよ、という話がありました。

とある世界的企業の中でSNSを組んだところ、チームリーダーに想定した人ではなく、若手が技術的に知識があることがチーム内でわかり、リーダーに想定されていたその人は立場を追われ、その後退職しちゃう。しかし、その人は、誰がどんな能力をもっているのか、どんなネットワークをもっているのか、人間性をとても良く知っていた。それをカットしてしまったから、たちまち仕事がうまく行かなくなってきた。
結局その大企業は、以前よりもかなり厚い待遇でその人を再雇用したそうです。

人の能力は直接的生産性だけではありません。
少し先の、未来の生産性かもしれない。