2017年3月20日月曜日

東北風土マラソン2017 人口8万人の登米市に4万人がやってくる市民マラソンで巻き込むリーダーシップを考える

市民マラソンが赤字で撤退していく中で、行政の資金を使わずに黒字運営をしている東北風土マラソンに参加してきました。
今年で4回目の本大会、私は昨年に引き続き2回目の参加です。


ちゃんと5キロ走って、完走証と完走ご褒美の東北日本酒フェスティバル引換券をいただきました。


マラソンなどしなかったのですが、2年前に参加したプログラムの同期竹川さんが発起人というご縁で参加しています。同期があつまるリユニオンも兼ねています。


みなさまお久しぶり、1年ぶりです。


カーボローディングならぬ、登米市の美味しいもちローディングも楽しくいただきました。

みんなで東北を走ります。
東北の登米市にある長沼ボート場が会場です。
一時期、2020東京オリパラのボート会場候補地となり話題に上ったあそこです。
(結局、ここでは開催されず残念。)


シンボルの風車タワー



全く運動しなかった私が、これに参加したい一心で5キロくらい走れるようになりました。走れる人にとっては5キロなんて根性で行けるだろうと言われますが、500メートル走ったらアタマが痛くなっていた私にとっては、かなりのチャレンジです。

このマラソンは、記録よりも記憶に残るマラソンを楽しむファンランイベントです。もちろんメッチャクチャ早い人もいるのですが、とにかく楽しく走って、飲んで、食べて、東北に貢献できる東北復興マラソンでもあります。
そして、美味しいものを食べて走るメドックマラソンの公式コラボマラソンなんです。

東北風土マラソンとメドックマラソンとは?
http://tohokumarathon.com/about/


ですから、遊び方も本気です。


アンバサダーは「サンプラザ中野くん」さん。
ランナーで盛り上がって、朝の全体体操もランナーに合わせてやる特別ランナー体操。



本気の仮装で走る人もいます。プーさんが伊達家。


なまはげ系の仮装。



私は、新城市のDaMonde(ダモンデ)トレイルの公式Tを着て走りました。東北を、新城市で走る小さな仮装です。




スタート前。かなりの人数がならんでいます。



走るのは、起伏のある山道コースです。



5キロコースにもちゃんとエイドがあります。いちごがめちゃくちゃ美味しく感じました。東北のお酒の仕込み水(お水)も美味しかったです。


走り終わったら、美味しい食べ物とお酒が楽しめます。
東北各地の日本酒が楽しめます。

チケットで試飲します。各酒蔵で味が本当に違うことがよくわかります。
東北は水とお米が美味しいんですね。



まだまだ寒い3月の東北、会場で食べた「けの汁」は絶品でした。
けの汁について
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%91%E3%81%AE%E6%B1%81

発起人の竹川くんが以前、東北は被災地ではなく美味しいものの宝庫なんだよ、と話してくれました。彼は全く東北に縁のない横浜出身。でも、本気になってやって4年目、こうして沢山の人がくるマラソンイベントに育て上げました。

会場の登米市は人口8万人の山間の町です。そこに2日で4万人がやってくる。
もちろん税収もあがる。楽しい思い出と、参加する意欲で地域の人が主体的に動いていく。すごいなぁとただただ感心でした。

やればできるって、こういうことだなと見せつけられました。そして、完成ビジョンを見せて、語って、共感させて、全員を動かす。リーダーシップの本質のリアル現場です。

来年もみんなで行こう!と近いあい、リユニオンも無事に終了しました。
真面目なことを楽しく仕上げて、みんなでやる。リーダーシップは、共にやるもですね。決して、指示することだけではありません。

東北風土マラソン公式Web
http://tohokumarathon.com/