2015年12月16日水曜日

上海往復11,900円で出張してきて感じたLCCの未来

中部国際空港に中国系LCCの春秋航空が就航しました。このLCCのおかげで、上海出張がとても身近になり、北海道に行く感覚で上海に行くことが出来るようになりました。すばらしい。





http://j.springairlines.com/jp

春秋航空の日本語サイトはこちら。ちょっと覗いてみてください。現在キャンペーン中のため、ただでも安いLCC価格がもっと安くなっています。

数年前に高松ー上海間の立ち乗り4000円を立ち上げようとしてニュースになったアレです。覚えていますか。

あのときは、4000円なんてそんなことはあるわけないだろう、と思っておりました。しかし、現在それとほぼ変わらない値段で上海に行くことができます。

確かに座席の間(ピッチ)が少し狭くて足が窮屈ですし、座席はリクライニングできないし、機内サービスもない、マレイレージも貯まらない。でも、たった3時間くらいの間で、本来の乗り物としての役割は十分に果たしている。ちゃんと乗れるし、降ろしてくれる。道中のショップでサンドイッチを買ってきて適当に食べてもOKです。何の不自由もないです。

空港と飛行機は超階級社会です。
座席クラスの差はもちろんですが、よく使ってくれる上得意さんに対する手厚い対応、カードのステイタス、とにかくわかりやすいランクわけがされています。
堂々と階級制で清々しい。

でも、それとは違う流れがLCCから作られてきました。最初は、LCCなんて安かろう悪かろうで、ちょっとお金払えば一般キャリアに乗れるじゃん、と言われていましたが、LCCが場数を踏んで力をつけてきたら、なんだか違う流れがあるのかもしれない、と我々の目にも未知の未来が見えてきました。3時間くらい、別に狭くても放置されてもいいです。安全ならば。

最初は全く不安定だったLCCの未来が、だんだんとみんなに見える形になってきました。
未来の姿が見えてきて、みんなが理解できるようになると、きっと変わります。