2015年11月13日金曜日

普通であることが価値(普通という高付加価値)

脱毛症や抗がん剤治療などで髪が抜けている間に使うウィッグ(かつら)を作っています。

この領域で商品品質と同じくらい大事なことは、使う人の気持ちに沿うかどうか。
使い始めの時期の不安、使っている間の不安は、きっとみなさんの想像以上です。

ここでのお客さまのニーズは、それを使って「普通に暮らせるか」ということ。

この場合の普通は、そこにストレスを感じる事が少ない状態。
脱毛やウイッグにストレスを感じにくい状態で、気にしなくていいような気持ちになるかどうか。

使う時期の状況を考えると、がん治療で人生かわっちゃうような危機とか、脱毛症で髪がどんどん抜けて、この先どうなるのかと落ち込む時期です。

今までの普通が、普通じゃなくなる時期。
その時期の気持ちに寄り添い、具体的に脱毛の憂鬱も解消する。

「気持ち×具体策=解決」

どちらかだけでは、うまくいかないです。




お客さまのウィッグです。ちょっと前髪短め、ショートボブ、まとまりストン系。

ヘアスタイルブックには載らない定番すぎるスタイルですが、それが普通ということです。

ふわっとしたり、ヘアアイロンでアレンジしたり、必要ならばいろいろできます。でも、基本は普通。

お客さまの求める価値が普通であることの時は、普通を全力で作る。これも立派な差別化です。