2015年11月11日水曜日

現場の空気感に嘘はない。いい提案は、現場に足を運んで話すことから。

先月、八王子にある取引先を訪問した時のことです。

約束の時間に伺ったのですが、ちょうどお客さまと重なり、ちょっと時間つぶしに周辺をふらっとお散歩しました。

近所の公園のベンチに座って空を眺めていたら、あっという間に10分くらい経っていました。ほんの10分ですが、事務仕事をしているとこの時間に外を歩くこともなく追われている時間帯。贅沢な時間です。

風の強い日で、空を見ると雲ひとつありませんでした。

その後、お店に戻って取引先オーナーと話を詰めて、2年分のブリーフィングをして気持ちを揃えました。

足を運んで、実際に相手の現場で話し、相手の現場を大事にする気持ちを聞くことは、一見非効率に見えますが大事なことです。その想いをよく感じて、ベクトルの方向性が同じことを確認し、その力を最大限活かすものづくりとサービスづくりにPRODはどう貢献できるのか。その提案は何なのか。

現場の空気感には、嘘がありません。
その時に来店していたお客さまのホッとした顔に嘘はないのです。

相手の仕事の邪魔をしてはいけませんが、少しだけ時間をもらって話すのは重要な事です。美容室の場合、大体10分で1000円くらいの利益単価です。その時間をもらう勇気をもって話しに行きます。そして、お金以上の価値を生む提案をお持ちする。これが営業の仕事だと思っています。

何がほしいのかを言われるのを待つのではなく、私は提案型営業をしています。取引先のマーケットを共に見て、アプローチ方法を感じて、そのためのツールを提案します。パートナー企業としてリアリティある提案をするために、私は現場の空気感を感じに行っております。

新しい提案のお約束をして、この日は終了しました。
今後の展開が楽しみです。