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医療と生きる全ての人に向けて、患者さんの日常生活支援を事業化しています。抗がん剤治療中や脱毛症向け専門美容室PEERと、患者さんの困りごとをモノ・コト・場所で解決する事業で、医療と生きる日常生活を豊かにする仕事をしています。 このブログでは、日々現場仕事をしながらに気になることを、個人的に書いています。看護師/工学修士(MOT)  ■History 2008 静岡県男女共同参画社会づくり活動に関する知事褒賞 2009 日経ウーマン ウーマンオブザイヤーキャリアクリエイト部門5位 2009 経済産業省ソーシャルビジネス55選 2010 日本商工会議所女性起業家大賞特別賞 2013 内閣府女性のチャレンジ賞 2014 静岡ニュービジネス大賞特別賞 2015 イノベーター公志園4期 2016 TEDxHamamatsu2016スピーカー

2016年4月6日水曜日

情報が欲しいなら、ちょこまか話すことが大事。

最近、病院にかかることが多くて、患者側から医療サービスを体験しています。
一生懸命現場の人ががんばっていて、システム化もされていて、でもシステム化の限界を感じます。

たとえば1ヶ月治療をしていると、最初の慌てている時期と、少し落ち着いてきた時期とでは、本人家族の気持ちは変わっています。
最初は「嫌です」と言っていた人が、「まあいっかな」と思っていたとしても、まあいっかに心変わりしたことは患者の自己申告でしか伝わりません。

病棟のスタッフは時間で交代していて、カルテ共有しているとはいえ、少しずつ理解が違います。患者も努力して、気持ちや考えが変わったら伝えるべきですが、朝令暮改のこともあり伝えきれない。

そんな時に、それをいちいち拾うシステムを作るのは難しい。気持ちをいちいちiPadに入力して送信するの?そんなのやらない。苦しくていたい時に、そんな場合じゃないです。患者のタスクを増やしてどうする。

じゃあ看護師さんが拾うの?思っていることを正確にコンパクトに簡単に短く、しかも自分から切り出して話せる人ってそんなに居ない。ほぼ居ないのではないか。

ということは、患者の気持ちとかどうしたいかとか、ちょっと不便だとか、我慢が増えます。共同生活の我慢は必要ですが、個人の生活習慣や人生にかかわる選択肢は、あまりがまんしてほしくないです。可能ならば叶えたい。

ヤクルト嫌いなのに、毎日給食にヤクルトついてきちゃうとか。
ブイ・クレスのピーチは飲めないけど人参は飲める人が、毎日ピーチがついてきちゃって、冷蔵庫にピーチが溜まっていくとか。(人参に変えてもらったら飲めて回復の一助となるのに)
吐き気がある人に重湯と塩が毎食でてきて、重湯の匂いが鼻について、もう重湯の入っている丼を見ただけで吐き気がしてきたり。
食事のことばっかりで恐縮ですが、小さなことも積み重なると、もやもやしますね。

こういうことを何でも話して下さい、と書いた紙を印刷して配っても患者は声をかけられません。スタッフかシステムが拾いに行くしか無い。

毎日毎日ペッパーくんが巡回して、5分ずつ話したら、拾えるかもしれない。とにかく話さないとだめ。自分のほしい情報だけ効率的に取ることはできません。当たり前だけど。



http://robonews.net/2014/06/05/pepper/