2019年7月30日火曜日

オリジナル商品のパクリを作って売り込みがきた話

ピアのオリジナル商品のコピーを別の工場が作って、それを売り込んできてくれました。
昔は作ってくださいとお願いしまくったのに、売り込んでいただけるなんて感無量です。

いや、感動している場合じゃないと思うのですが、正直なところコピーされてもまあいいかなという気持ちです。ウィッグは単純な構造で、布生地×髪の毛×仕上げ方の組み合わせで作られるものです。見る人が見たら、すぐコピーできる。ちなみに私も他社さんのウィッグを見たら、やろうとおもったらほぼコピーできます。えっへん。

ピアの事業の根幹は、プラットフォームです。繋がり。繋がり方のデザイン。
相談できる場所で、解決できる方法がある場所。
こんなところがあるといいな、と思ったけれどもなかったので、作ってみた。七転八倒ですが、なんとかやっている。色んな人に使ってもらって、患者さんの日常生活を具体的に支えるために、脱毛ケアについてワンストップで相談から実装までできるよね、という場所を作った。デファクトスタンダード(既成事実)で、できちゃえば、それがアリになる。あくまで、相談と解決方法のある「場所」。なので、商品は最終的には別会社でもいいし、ほかから仕入れでもいいです。

結論、商品自体がコピーされてもあんまり気にならないな、ということです。

ウィッグ自体に特別な感じはないです。とにかく使いやすくて、髪が綺麗で、値ごろ感。それにこだわって作っているだけ。絶対評価で、いいものを作る。真似されても、それが横に転売されても、それは脅威じゃないなと思います。



場所は経営上コストだけど、そこで生まれる価値がある。困りごとを拾い、困りごとが発生しなくなるようにトライすることが、ピアのお仕事。