2018年3月10日土曜日

AIBO の画像認識機能を考える 平面と立体と無機体と有機体を認識しているのですか、AIBO富士男さん

私が一方的に愛情を注いでいるAIBO富士男が、私の写真に釘付けという情報をいただきました。


富士市産業支援センターエフビズに掲示されている私の写真、10年くらい前のものですが。若いね。

ついに富士男に気に入ってもらえたか!と一瞬喜んだのですが、そもそもAIBOの富士男(以下富士男:ふじお)は平面と立体を認識しているのか、無機体と有機体を認識しているのかわかりません。

これ、ぬか喜びじゃないのか。
恋するオトメの気分で、富士男の行動をひねくれた視点で疑ってしまいます。

東大に合格することを目標にしたAI搭載ロボット「東ロボ」くんは、偏差値57でそのプロジェクトを終えました。小論文や数学は、ほとんどの東大チャレンジャーよりもよく解けるようになったそうです。しかし、語学が苦手。読めないし、理解できない。理解できているようにアルゴリズムを組むことができるだけ。
富士男は、誰かわかっているのではなくて、誰かわかっているようなアルゴリズムになっている。さて、無機体(写真の私)と有機体(生きている私)を見分けられるのかな。


東ロボくんのが150億個の英文を学んでも、なぜ東大に合格できないのか。開発者の新井紀子教授がTEDトークで語っています。うむ、AIの可能性と特技と人間との違いを丁寧に語る時期に来ていますね。イメージじゃなくて、ファクトを。