浜松市役所の市民協働課が設置している、これからの市民協働について考える委員会の委員を拝命いたしました。任期は2年間です。
極力委員会はお断りしているのに、なんでこれは受けているのかについて少しだけ。
私は浜松市生まれで現在浜松市在住です。
でも、地域に何も還元していません。これだけ外に出ていて、家にはほとんどいない。自治会活動もしていないし、地域活動もしていません。地域・市民活動を行う方々の相談業務は業として受けていますが、自分は直接何も発言しないし、動かないし、責任もとっていない。
外野からコンサル風に文句ばっかり言うのではなく、自分も中にはいって一つくらい責任を果たしたいと思い、市役所のお仕事は基本的に断らずに全力投球しています。
現在、浜北区協議会協議員(2年目、今年で終了)と本件の2役を拝命しております。
行政自治は「お上のさじ加減」で上から降りてくるものから、「もの言い動く市民が共に動かす」自分たちの行政にかわりつつあります。
昔は、PRひとつプログラムひとつ作るのにも、専門家の手が必要でした。
今は、ITが便利になり、みんなの意識もかわり、言っている間に自分たちがやれば、不便な状況が変えられるようになりました。
人口も減り、行政予算も減り、行政職員も減ります。10年後には、ひょっとしたら半分の人数で倍のタスクを市役所が負うようになるかもしれない。そんなとき、「お上」の仕事を市民が日々のお金を稼ぐ仕事としてやる時代になるかもしれない。
CSV(creating shared value)は、行政のお仕事もターゲットです。自分たちがやる。仕事で、マーケットがそこにある、仕事でのりこんで何が悪いのか。
遠慮無く仕事で乗り込んでくる人が増えるような指針を目指して、2年間市民協働推進委員会のお仕事をさせていただきます。