2019年4月18日木曜日

値上げをする覚悟

ピアは数年前にウィッグに対して、消費税分を別途いただくことにしました。
今回、消費税が上がるので、帽子も消費税分を別途いただくことに決定。

今までは帽子は内税ということにして消費税が上がってもお値段据え置いてきたのですが、もう限界だな、と。

据え置いた分は、ピアの営業利益からマイナスされる。そうすると、帽子を続けていくのは難しい。あと数年やっても、次の人や他の人が同じようなことができない。すると市場は育たない。結局、患者さんに使い勝手のいい帽子は届かなくなる。
だから、その分はモノの正当評価として、受益者負担をお願いすることにしました。

8%って、よく考えると結構な金額です。
1800円の帽子1枚なら、144円。ペットボトル飲料1本くらい。
帽子を1枚買っていただくと、ピアはペットボトル1本サービスしている感じ。
2018年3月期のトヨタの利益率が8%くらいですから、8%は大きな割合です。

ピアは自社企画で綿100%の帽子を作っています。
自信を持って作っていて、1500−2000円の価格帯で販売しています。
病院の売店でも、この価格。
これは社内で細かいことをみんなで少しずつ担っているから。
まだまだマーケットシェアは小さいので、大きな投資で効率化するメリットは出せていません。その分、社内でやる。

ペットボトル1本分くらいの値上げをさせていただく。
そのかわり、ひきつづき、更によいことを目指していく。

患者さんの日常生活を支える場所と事業。
これが社会のインフラになるまで、あとちょっと。
引き続き、応援よろしくお願い申し上げます。



ピアのみんなです。いいことは、みんなで楽しく。

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専門美容室ピアでは、専門職のみなさんの見学を受け付けています。
以下のような方が対象です
・がん関連の医療関係者の方
・患者さんのフォローに関わる理容師美容師の皆さん
・がん治療やアピアランスケアに関する事業を展開している企業の方

*学術研究向けのインタビューもお受けしております。

担当は、さとうです。
詳細はこのブログのお問い合わせフォームよりご連絡をお願いします。

2019年4月9日火曜日

「いいスイッチ」のOJT的な花見

TEDxHamamatsuのお花見2019に参加しました。

全員所属も年齢も、TEDxHamamatsu内の役割も違います。
でも、みんなが話あえるコミュニティ。
サードプレイスのコミュニティは、人間性がよく出ると思う。


お酒やらご飯やらをダラダラとみんなで食べる。


途中でお酒が足りなくなって、買い出し精鋭チーム出動。

なんでもないことを本気で楽しくやる。
仕事も、同じ。仕事以外で本気で楽しくやれる人は、そのスイッチを仕事に入れたら本当に楽しくいい仕事が出来る人。いいスイッチのOJT的な花見。
OJTは色んなシーンで展開されていると私は思うのです。




スピーカーズイベントTEDxHamamatsu2019のテーマはFutureです。
TEDxHamamatsuは、本気のオトナが本気で仕掛けるイベント。
スピーカーも運営側も本気。仕事じゃないのに本気。
仕事以外で積んだ本気の経験で、次の仕事のクオリティも上がる不思議な体験。

TEDxHamamatsuホームページ
https://tedxhamamatsu.com/


2019年4月5日金曜日

仕事のできる人たちは笑顔がチャーミングで、問の立て方がすごく深い。

3年前にやりたい!と言い始めたことの、やっと形が見えてきました。

ピアが見ている現実と、課題の設定と、解決方法の仮説。
そして、それをどう現実社会で事業化していくのか。

一緒に歩んでくれているチームの皆さん、とにかく笑顔がチャーミング。
いつも思うのですが、難しい顔をしていても、次の瞬間なにか笑っている。
相手の心を動かす質問を柔らかく投げてくる。
そのときの考えを話す、その後もずーっとそれを考える。
問の立て方が深い。一瞬でどこまで考えているんだろう、皆さんは。


大きなとりくみは、応援してくれるチームがあってこそです。
みなさんの力を借りながら、ピアは患者さんの日常生活を豊かにするのだ。


2019年3月31日日曜日

人型ロボットが許せる日本人で良かった ドイツ哲学のガブちゃん、おすすめ本

世界は存在しない、から始まるマルクス・ガブリエルさんの本を読みました。

彼はドイツ系の哲学者で、私には言っていることが謎すぎなのですが、丸山俊一さんのナイス解説で読みやすくなっています。

この中で、なぜ日本人は人型ロボットを受け入れられるのか、という話題がでてきます。
ペッパーくんとか、ドラちゃんとか、安川くんとか、人を想像させるアレです。

ちなみに安川くんとは、産業用ロボットの安川電機が誇る、非産業用のソフトクリームを巻くロボット安川くん。本気の産業の本気の遊び。萌える。

ドイツでは、アンドロイドロボットは概念的に受け入れられないそうです。
これは第二次大戦中のガス室での大量虐殺で行われた大量虐殺を起こした経験から、人であることを強く考える哲学があるから。人である、とはなにか。非人間ということが、即ち虐殺につながる。だから人間に近いもの、非人間なのに人間に近いもの、という不思議なものが不気味に映るそうです。

ということは、安川くんやペッパーくんを作り活用していく日本人は、ドイツ人とは違う産業を作り出して行くわけですよね。産業と哲学、面白い。

ハウツーとか、何歳までにすべきみたいなノウハウ本にはない、問いと仮説の脳みそを揺さぶられる本でした。しかもその問と仮説が自分の浅はかさを突いてくる。



内容は、見えるものや見えないものや、判断の横串の位置を変えてみるような話。私では説明できないので読んでみてください。私は、結局2回読んで本はボロです。少し経ったら、もう一回読みたい!


2019年3月30日土曜日

昭和と平成で気づいたこと ぼくらが旅に出る理由(オザケン)を理解したり、人類は大して進化しないけど相変わらず愛おしいと思うこと。

平成が終わるので、いろいろ考えていたら、ぼくらが旅に出る理由に行き着きました。渋谷系がわかる世代には懐かしそうな話なので、ここに描いておきます。

私の年代背景は、バブル経済の終焉近い昭和天皇崩御は小6。平成1年に中学1年生。

昭和から平成に変わる頃、同時期に父親が死にかけたのですが、バリキャリだった母は「別にお父さんが死んでもあなたは私立に行けばいい」という強い言葉を小6の私に投げかけてくれて、私立中学に進学。これが平成最初の記憶。

進学したのは中高一貫校の女子校で、とてもゆっくりした学校。定型発達からほど遠い私はエネルギーを潰されずにのんびり過ごしました。当時の先生、本当にごめんなさい。おかげでちゃんと大人で社会人になれました。その後、中学3年位にバブル崩壊。

高校生になって、ミスチルや渋谷系の時代。オザケンの、世界の持続可能性に絶望しながらも、人類はその営みをつづけていくという安定感ある感性にどっぷりハマる。あと、日本文学に萌える。完全にこじらせる高校時代。全く勉強しない。村上春樹の世代でもあります。

完全に拗らせる世代の真ん中で、たいして出来も良くない自分はこれからどうやって社会で生きるのだろうと無駄に悩む。もう勝ち負けの社会ではないし、持続可能性を考える時代に、自分はバカすぎると絶望する。周りが全員天才に見えました。だって苦手な古文なんて見るだけでゲシュタルト崩壊して、なんのことかさっぱりわからないのに、周りは変な記号を付けて読解していく。もうだめだ自分と思ってました。バカすぎる思春期に渋谷系と日本文学にハマると、浪人する。

平成8年5月、浪人してその後に発表された小沢健二の「ぼくらが旅に出る理由」。
当時は純粋に人生はよくわからないところに向かう旅なのかな、と思っていた気がします。

今になると、旅とは頭で想像できるけれど、実際には観たことのないものをちゃんと体験に行くこと。そして、そこに不確定要素があることを理解し、そのエネルギーを知る。とても強いものだと知りました。それを見ることで自分自身も変化するし、変化したら世界の感じ方も変わる。旅とは物理的な位置移動もあるし、日常の見えているルートと違う人生を体験しにいくことでもある(つまり違う世界に飛び込むとか)。

平成を30年くらい過ごして気づいたことは、旅をしないと外部環境の変化に気づけ無いということです。いつも同じ心地よい世界にいると、気づいたら周辺環境は変わっている。書を捨てたびに出よ、とか、ぼくらが旅に出る理由とか、ゲーテのファウストとか、いつの時代も同じことを言っているな、と。

外部環境の変化が早くなっても、人間のタンパク質量は大して変わらないし、多分腸内細菌の数も変わってないと思う。人体単体では、変化なし。でも人間には適応能力と、新しいことを作る力がある。平成が30年間過ぎて、テクノロジーも流通もファッションも変わったけど、多分人間の嬉しいことと必要とすることは、そんなに変わっていないと思う。

人に肩をポンってされてニッコリされたり、一緒にごはんを食べて笑ったりすることは、同じように価値があると思う。がんになって落ち込んでいるときに、それを素早く共感し、ニーズを分解して、具体策を投げることの価値も変わっていない。具体策の内容が若干スマートになった程度。

次の元号の数十年も、新しい旅ですね。絶望せず、具体策を探し、それを実現する。人間はそうして新しい世界を作り愛して行くのだなと。


2019年3月29日金曜日

専門職は 意外と自由な気がする 職域と固定概念

調剤薬局の薬剤師さんと会話する日でした。

がん治療とか、長くコントロールする高血圧などの慢性疾患薬、副作用を見ながら使うような薬は、特に薬剤師さんの気付きが必要です。だって、クスリと副作用の話の専門家だから。

話を拾うって、よい問いかけと、共にありますよの安定感ある共感性が必要です。

そういうところを煮詰めていくと、専門職ならではの副サービスが生み出せます。だって、抜群に信頼している専門職の人の説明と支援、信頼感抜群です。

本当に必要なことを提案できるのが専門職の強み。必要も、不必要も、根拠を持っている。専門職の職域は、実はもっと広い。富士山の裾野の広がりくらい、広いと思う。

それはうちの仕事じゃないよね、という厳格な線引きは、もう成立しない。

2019年3月25日月曜日

高校生の”探求”という授業に仕掛けております イノベーターな高校の先生たちと来年度からの地域連携を語る夜

NPO法人しずおか共育ネットの理事をしています。高校生のキャリア教育と地域との学びをデザインするNPOです。

理事長の井上とは5年くらいの仲で、起業塾の後輩でもあります。面白いね、と言ったら最後、理事になってしまいました。本気の人たちが大真面目に楽しいことをやっています。

先日、しずおか共育ネットが行った静岡県高校生サミットにて静岡高校の校長先生と盛り上がり、さらに他の高校の先生達も乱入し、大学で地域創造を教える先生も来てくれて、豪華な勉強会になりました。



ゲストのキーノートにワクワクする大人10名。
大人も真剣に学んで、その学びを次世代に還元するために勉強の日々。



https://senseiportal.com/events/50377
静岡県高校生サミット。高校生が一年間の探求の授業成果を発表しました。私はコメンテータをさせてもらいました。2019年度も楽しみです。