昔、結婚していたことがあります。その結婚指輪を先日売って、応援しているNPOさんに無記名寄付をしました。
やってみて、これは3組に1組が離婚する現代における資金源なんじゃないか!と思ったので、書いておきます。
ここ3年ほど、結婚指輪をどうしようかなぁと悩んでいました。売るのか、捨てるのか、どうしたらいいのか。処理に困る。
まさかこれを屋根の上に投げたら下の歯が生えてくるわけでもなし、捨てたらただのゴミだし、売ったらそのお金で自分のものは買いたくない(なんとなくそのものとか体験が残るのは嫌だ)。
結論、勢いで貴金属買取のお店で買っていただき、そのもらった現金をそのまま現金書留に入れて送りました。本来、お札に名前はついていないし、色もついていないのですが、そのお札はなんとなく名前と色がついている気がしたのです。でも、関係ない人の手に渡れば、また色も名前もついていないお金に戻る。メモリークレンジング。
もちろん、寄付先がわからないとか、決められないとか、そういうこともありますよね。
そんな時は、よい場所づくりに使っちゃってもいいですよね。
楽しいカフェでテーマをもってピッチやインプットの場所。
スペシャルゲストに本当は単価の高い人を呼ぶ。
(博報堂の船木さん、ありがとうございました!)
うちとけて、心を開いて、会社も立場も言語感も年齢層も違う人達と話す場所。
現在、3組に1組が離婚するなら、不要となった結婚指輪はたくさんあるはず。これ、スパッと売っちゃって、その資金の使いみちの一つに寄付もあり。
お金の使い方は無限大。自分の楽しみのものを買うのもよし。みんなに還元するのもよし。結婚指輪を売ってみて、ちょっとしたお金だけどその使い方をとても考えました。お金やモノに色と名前がついているのは、それに愛着がある人だけ。それ以外のところに昇華させればいい。