ふわりクルージョンは、すべての人が地域で居場所を持って暮らすための福祉を考えて政策ごと変えていこう、というカンファレンスです。
スペシャルニーズを持つマイノリティ、つまり医療的なケアが必要な子どもとか、知能発達が人とスピードが違って一般的な教育や就職の流れに乗りにくいままおとなになった人、とか、音や光に敏感で一般住宅では暮らしにくい人、とか、いろんな人がいます。
そういう人も包摂(インクルージョン)できる社会は作れないものでしょうか。
そのために、私達スペシャルニーズを知る人達は、どうしたらいいでしょうか。
これを真剣に考えて提言を作っていく場所でした。
朝10時から18時半までみっちり。
2日目は、分科会でした。
私も、1日目にスピーカーとして1時間お時間をいただき、マイノリティになった人たちを支える仕組みづくりについて、その動かし方についてお話しました。
私たちは困っています、という声をあげるだけでは社会は変わらない。
それを、相手の言語で丁寧に伝えること。
仕組みがないなら、作ってしまえばいいこと。
個人の能力を上げて、仕組みを作ることができる人材に育っていくこと。
日々何をするかって、柔軟に自分以外の業界のこともアンテナを張って見続けることです。考え続けるのです。で、人にあって、ちゃんと口説く。
現場を見ている専門職は、他では見えない何かを毎日沢山みています。
これ、ちゃんと解決した方がいいですよ。
包摂って、かくして閉じ込めることではありません。
生まれた命がその人らしく全うできる世の中になりますように。
それが、関わる人達の自己犠牲でなんとか成立している、これはおかしい。
おかしいことは、変えたらいいですよ。
みちゃったことを、みなかったことにしない。
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