2017年5月23日火曜日

SNSの繋がり疲れについて、内向的と外向的な性格の違いから考えてみます。

SNS疲れについては、ネット上でもよく話題になっていますね。これを性格傾向でちょっとだけ考えてみましょう。

外につながるものが増えると、内側でエネルギーを貯めるタイプの方は、そりゃ疲れます。内向的な人は、じっとしながらエネルギーを貯めるタイプです。だから、外と遮断される時間が必要。

外向的な性格で、エネルギーがじゃんじゃん湧いてくる人はひょっとしたら疲れないのかもしれません。外向的な人は、外と繋がりながらエネルギーを充電しているそうです。

外向的な人のほうがリーダーに向いてるとか、営業成績があがるとか、人間関係が豊かとか、とにかく外につながる人のほうが性格的に優れているように語られます。

でも、そんなことないです。
どちらも性格傾向です。

内向的なら、そのリズムで生きたらいい。そんな性格傾向と付き合いつつ、成果を出せばそれでいい。無理に外向的に、疲れるほどFacebookをやったり、外に出たり、人と会いまくったりしなくてもいい。

信じてもらえないですが、私は内向的です。
じーっと、外と遮断される時間があってこそ、人と会い好きになれるエネルギーが溜まります。1人でゆっくり脳みそを休める時間が必要なタイプです。

FacebookなどのSNSだけでなく、メールもどんどん届く仕事をしていますので、意図的にシャットダウンしています。一日8時間くらい、メールもメッセージも返さなくても、社会的に抹消されたりはしません。

いつでもつながる、というのは素晴らしい機能です。でも、一方で推敲したり、じっくりインプットするような、自分の引き出しに教養のもとを溜め込む時間が少なくなってしまうようです。
Facebookに疲れるほど繋がらなくても、いいのではないでしょうか。

SNSという、20年前には想像もしなかった新しい繋がりのチャネルが増えて、人間はちょっと疲れてきているように感じます。私は適当なので、時々シャットオフしながら、今日も大人の社交場となったFacebookで、皆さんとのつながりを楽しんでいます。