2016年10月21日金曜日

創業スクールに15分間メンタリングを取り入れてみたら、すごくよかったです。



創業スクールでいつも思うことがありまして、今回思い切って15分個別メンタリングを取り入れてみたら、やっぱり良かったという話です。

簡単に表すと、こんな感じでした。
【インプット+アウトプット✕まとめる・刺激する=ぐっと開ける】

創業スクールで皆さんの気持ちに火をつけることは大事です。
実際の創業をリアルに語るケースセミナーは、ちょっと前を歩く先輩のケースを見て、きいて、気づいて納得する機会です。近いからこそ気づきもあり、心強くもあります。

しかし、これって、聞くことでどのくらい行動は変容するのでしょうか。

今、まだうまくいっていないので創業スクールにきているはずです。思うような成果が出ていれば、スタートアップ時期はこんなところにいる場合ではありません。その事業にドライブをかける毎日の仕事を必死でやり、事業を軌道にのせるべき時期です。今ここに参加しているということは、参加している人は何かを変えたいと思っているはずです。

じゃあ、聞いているだけから脱却して、参加者の行動を変えるフックを引っ掛けたほうがいい。セミナーを自分ごとに落とし込みながら聞いてもらい、頭のなかにバチバチ火花が散っている状態で、頭のなかにある事業のイメージをアウトプットしてもらう。そこに良い質問・提案・仮説・議論をする、整理整頓する。せっかくなので他の視点を検討して、先行事例を見せる。次の行動のきっかけを具体化する。ここまで1本勝負の15分。

15分って短いですが、結構やれます。人間の集中力のピークはそんなに長くないです。ここで解決しなくていいから、いい気づきと、それを行動に落とす。これなら15分でも、ちゃんと成立します。

話すだけのセミナーは、もうやめましょうよ。
話す側も技術を磨いて、個人と対話して、成果評価を受けましょう。かっこいいセミナーよりも、今日から動けて、その人の事業が変わっていくきっかけを考えましょう。

創業スクールに来る人のニーズを考えたら、そのほうがいいでしょう。セミナー講師側も、もっと責任とりにいきましょうよ。