2015年8月1日土曜日

人としてのあり方にもイノベーションを。

ずっとかわらない人、というのは、本当に変わらないのか、という話。

あなた変わらないよね、というコメントは8割方褒め言葉に使われます。時々、嫌な人がいつまでも嫌な感じで、本当にあの人は変わらなくって、とあきらめ感と共に吐出されることもありますが、大概は褒め言葉ではないでしょうか。

さて、この変わらない人は、本当に変わっていないのか。
私は、ノーだと思います。

変わらないのは、その人のあり方。
おとしものを探していたら、なにかお困りですか?一緒に探しますか?を言える人、とか。絶対に食べることは後回しにしない、とか。ちょっとした時に垣間見えるその人らしさ、それが変わらないものなのではないでしょうか。

社会人になると、同じことの繰り返し業務が増えてきます。
同じことをやっていて、その世界の世界観だけで生きていくことも、おそらく出来るでしょう。

しかし、私たちの生きる世界では、日々環境変化がおこっています。
IT技術も、文化も、価値観も、イノベーションの毎日です。
ここで暮らす人としてのあり方も、変わっていくのではないでしょうか。

日々の成長を緩やかなスロープだとすると、イノベーションは段差が大きな階段。

脱皮のタイミングに、ちゃんと皮を脱げる。階段をぐっと上がる勇気をもてる。
その時に、冷静に周囲の環境を評価できる。
自分がどう振る舞うと、周りが一番ハッピーになれるのか、それを考えて階段をぐっと登る勇気をもてるか。

人としてのあり方のイノベーションを楽しみながら、時代とともに生きたいです。