2016年9月16日金曜日

全国初!キーワードが女性・ソーシャルビジネス・創業支援。ソーシャルビジネスを語りながら普通の事業だと気づいてもらう2時間半。

女性・ソーシャルビジネス・創業支援。
一気にくると、少々濃くて、ややこしい感じがするキーワードを3つも取り入れた創業支援の取り組みが愛知県で始まりました。


あいち・ウーマノミクス推進事業「輝く女性 ソーシャルビジネスプランコンテストあいち2016」のキックオフイベントでした。


女性・若者・ソーシャルビジネス。これらのキーワードを含むものは、一般的な事業創造の枠組みとは別の世界として語られることが多いです。
収益最大化の一般事業とは違い、自己実現のための創業のように見えて、時々「お金じゃないんです!」という言葉も飛び交うからでしょうか。

たしかに、右肩上がりの業績は求めません。
でも、働く人の生活を守り、安定した雇用を生み出し、そこから産まれる新しいチャレンジを支える教育も必要です。そう、ソーシャルビジネスも一般的な事業と同じです。

ただ、マーケットの見方とゴール設定方法が少し特殊です。
売上が上がることよりも、まず課題が解決すること。
課題を解決させるために、経営方法を考えること。
そして、ゴールは課題の消滅。ミッション終了後は、団体は存続しなくてもいい。

私はこっち側(社会的事業)で仕事をしたいな、とおもって10年。
こっち側の人として仕事をしていますが、実はあっち側(一般企業)と同じ土俵で戦うことができてこそ、こっち側(社会的事業)として信頼してもらえることがわかってきました。

実際の私を知る人達に、さとうは現場で毎日泥沼ですよと言われています。はい、それが本当のところです。もっとスマートに働けばいいですよね。でも、それができない。努力評価主義ではないです。でも結果のためには、努力量も必要なんです。

自分をもっとバージョンアップして、できることを増やして、仕事で貢献できることを増やしたい。現場に貢献できる人になりたいと改めて思ったセミナーでした。


話の内容をまとめてくれたホワイトボードです。私、しつこく10年同じことばっかり言っている。